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プロローグ~遠い想い出~

プロローグ~遠い想い出~



今、一人丘にいる。


 静かな、静かな……夜の丘に。


 私は1人、丘の頂上にある小さな公園にある木製のベンチに座っていた。


 公園には遊具は一切なく、あるのはただ1つだけのベンチだけで


 その他の遊具はみんな冬のために撤去されてしまったようで、溶けかけた雪の中から遊具の土台みたいのだけが見えていた。



 そんな小さな公園にもうすぐ、春になるのかなっと感じる暖かい風が吹いた。


……もう、2年も前なんだ。





 私は一人、一通の手紙を書いていた。


 手元を照らす光は公園の電灯と月明かりだけで字は書きづらく何ども手が止まってしまい、


 ようやく書き終えた手紙は何度も消しゴムで消したりしたためか、シワだらけの手紙になっていたけど、これはこれで味があっていいと思う。



……出来た手紙の内容は短文だったかもしれない。



だけで……私はこれで十分思いは届いてくれると思っている。


彼ならわかってくれる……そう信じていた。



そして、書き終えた手紙の裏に小さくこう書いた。




    『静かな

       夜の丘の

          少女より』




4年後……きっと彼に届くように、


私は手紙を大事に封筒に入れ、ベンチからと立ち上がるり空を見上げると、



ゆっくりと目を閉じた。


携帯で投稿してる作品なので文自体短くストーリーも短めに終わりそうなお話です。


更新はイラスト描く合間などに書いてる程度なのでかなり遅いかもしれません。

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