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小さな幸せ  作者: 紫水
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久しぶりの休日

1日のんびり、なんの予定もなく過ごす。

そんな何事もない日なんていつぶりだろう。


朝起きて、何となく部屋を掃除する。普段一日の大半を職場で過ごしていることもあって、大したゴミもないだろうと思っていたら意外とホコリがあってギョッとした。生きている、住んでいるだけで存外部屋は汚れていくものなんだろう。掃除機をかけて、今日は時間があるからなんて拭き掃除なんかもして。綺麗になったら謎の達成感も湧いてきた。


一息ついて、軽く朝ごはんを食べる。今日は自堕落に過ごすと決めたから昨日作ったなんちゃってコンソメスープだ。自分しか食べないから自分の好きな物しか入れてない。本当に気楽なものだ。


もぞもぞと布団に潜り込む。電気代の節約と自分の幸福のために布団には働いてもらうことにしよう。自堕落を極めているがこんな休日は久しぶりなのだ。いつもは休日でも誰かに会いに行くだとか、買い物に行くだとかあって、家でごろごろできる日なんて実はそんなにない。沢山寝て、沢山休むのだ。


気がつけば夜を迎えていて、さすがに夜ご飯位は作ろうかと重い腰をあげる。お気に入りの動画を流して、これまた適当な炒め物を作った。好き嫌いが分かれるかもしれないが、私は柚子胡椒を万能調味料だと思っている。キャベツと豚肉と玉ねぎの炒め物に容赦なく柚子胡椒を醤油で溶いたものをかけた。ジュワジュワと音がして、醤油のいい匂いに混じってほんのりと柚子胡椒が香る。いい塩梅なのでは?と我ながら気分が上がった。


「うんうん、美味しいじゃん」


一人暮らしは独り言が増える。あと、名前のない料理だとか歌だとかが増える。それでもなんだかんだ今が幸せなのだ。こんなにダラダラしてても文句を言われない辺りが特に。

いい休日だったなぁ、なんて一日の終わりに思えたのならそれで十分なのである。

最初の話がこんなのでいいのかは分かりませんがのんびり投稿します。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

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