4.11γ_検証中断
召喚された日(以後、召喚日とする)から約23.C日目、住居村外にて記録された召喚者のログ
※地球の時間定義と合わせ、日数の小数点以下のみ24進数表記
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えー、結論:多分どこまでも小さくできる
断言しないのは、無限とは何かっていう数学的な、それとも哲学的な?問いに繋がってくるから
まぁでも4分の1スケールの私を私を帰納的に量産し続けた結果サイズ的な制限はないそうだし、記憶やらなんやらも問題ないことがわかったから無量大数分の1サイズの私もきっと作れる
まぁ問題はオリジナルサイズの私は決して見えないであろうことだけだけど
あ、でもそれくらいのサイズにさせるとこの世界にも分子があるのかってことも見えちゃうかもな
まぁそれはやることが終わってから検証しよう
にしてもこの絵面、冷静にならなくてもめっちゃキモいよなぁ
オリジナルの私の前に4分の1スケールの私がいて、その前にはさらに4分の1、つまりはオリジナルの16分の1スケールの私がいて、その前にはさらに4分の1の私がいてという状態が続いてて
まぁ私は8人は見えるから、えーっと4の7乗は2の14乗だから1024かける2の4乗、つまり1024かける16は16384かな?
だから16384分の1の私までは見えるけど、それより小さい私は見えない
まぁ私が見えない9人目の私は8人目の私は問題なく見えてるわけだから意思疎通はできるけど
まぁでもこれでめっちゃ小さい私を作っておいてポケットにでも潜ませるなりでもしとけば、私を生かし続けることはできるでしょう
あとすべきことは意識の精査と電話もどきの作成?
せっかく私がいっぱいいるんだし
「じゃあ、電話もどきをやろうか」
「はーい」
「ん」
「返事が聞こえなかったミニ私ーズもいいかな?」
「それってどこから」
「16分の1までは聞こえた自信があるけど、残りは全く」
「っていうか合計何人いるんだっけ?」
「バンゴー
1」
「2」
「3」
聞こえねー
やっぱり4人目からはそのつもりでよーく耳をすませばなんか言ってるのはわかるけど、内容までは聞き取れんな
「10」
「10だってさ」
「10人いんの?
流石に多すぎかなぁ
6人だけ残してそれぞれにチームワークをさせっか」
はい、殆ど見えない4人はさよならっと
「じゃあやろっか
とりあえず2人1組で意思疎通を試してみて
成功したら、なんかし」
「ねぇ、あれ何かな?」
「ん?」
空に花火っぽいもの?
カナン村の方向?
あれ?
そういえば
「あれ?もしかして村がピンチ?」




