4.10γ_狂気実験
召喚された日(以後、召喚日とする)から約23.B日目、住居村外にて記録された召喚者のログ
※地球の時間定義と合わせ、日数の小数点以下のみ24進数表記
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「はーい、それじゃあルールは次の5つだけ!
1. できるだけうろちょろいろんなところを歩くこと
2. 定期的にコピーをこっちに送ってくること
3. 人間と接触したらできる限りカナン村に来るよう説得すること
4. 命の危機に瀕したら空に印をあげること
5. もしこっちが印をあげたらすぐに探索を中断すること
異論は?」
「...「なし!」...」
「なら行ってらっしゃい!」
「...「行ってきまーす」...」
ふぅ、これでこの世界がどんなもんなのか大まかに把握できるかな
カナン村って所謂"最初の村"的な感じかと思ったこともあったけど、文明の発展度合いがあまりにも低いんだよなぁ
まぁ、この村がめちゃくちゃ辺鄙な場所にあるって可能性も否定はできないけど、中世くらいの文明があるならある程度の頻度で行商人くらいは来そうなもんだけど、ナースさんらの話的にそんなことはないみたいだし
つまりは国というものは多分ないんだよねぇ
あるとしてもだいぶ遠い場所にあるだろうからまぁ今はそんな気にしなくていいだろうけど
さて、これからどうしようっか?
まぁ定期的に戻ってくるコピーたちの情報を照らし合わせて大雑把な地図を作るのは確定としても、それ以外の時間に何をするか
えーっと、まぁ意識のミックスジュースを調べるのは確定としても、それ以外にどうするかだよなぁ
私はコピー担当で、それ以外の2人は瞬間移動&電話と戦闘能力だったかな?
まぁ電話的なことは私が意識について精査できればこっちでも実現できそうだから、向こうよりいいもん作ってやるとして、だ
うーん、どんなことが必要かな
衣食住はどーとでもできることがわかってるし、三大欲求も同様
うーん、まぁ私自身もある程度は戦えるようになった方がいいかな?
いや、戦わずとも逃げれるようになればいいじゃん!
そうだ!
えーっと、隠れる能力は戦闘担当の発見に合わせる方がいいから、私を危険な状態から逃げ切ることが重要か
ならとても小さい私のコピーをすぐさま作る能力か
うん、それなら私の担当の範疇だ
よし、整理すると私がとりあえずすることはミニ私コピーを作ることと意識の精査、目下電話もどきの実現だな
ミニ私コピーは2分の1スケールのやつはやったけど、どこまで小さくできるのか、そしてそのミニ私コピーはオリジナルサイズの私コピーを作れるのかかな?
多分スケールを小さくしたからといっても、知能とか記憶とかまでスケールダウンするわけではなさそうなのは以前の実験で確かめたし
えーっと、まずは4分の1スケールの私、カモーン!
「わー、4分の1の私だぁ」
「なんか小学生の頃まではチビだったからか無性に懐かしさを感じる高さだな」
「おー、エモいことを言うじゃーん
それならちゃんと小さくなっただけの私みたいだね」
「うん、多分ね」
「ならバイバイ」
「ば」
よし!
次は調子に乗って16分の1スケールだ!




