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ミキュー歴史報告書_人間界  作者: 鈴木蓮
ミキュー到達前
9/108

1.8_No.259193  ꧧ閌音声記録

本音声記録は、ミキューに召喚者が送られた後の、 ꧧ閌にて記録された会話データです

尚、召喚者と、 胤뢊 跧ꖞの会話データは、 럣芹 蛣莠のログとして記録されていますが、バックアップはとっておりません

『よしっ

 では、まずはさっきの奴がいつまで人間を殺さずにいられるかを賭けるぞ』


『はぁー

 そんな小さなことで賭けとして満足できる君が羨ましいよ』


『あら、面白いではありませんか

 あれは光り輝いていましたが、内側の黒さも垣間見えましたわ

 あれが初めて人間を殺す時にどんな表情をするかということも面白い賭けになるかと思いますがどうでしょう?』


『僕はパス

 僕らの世界に何か面白いことが起きたら起こして』


『もう寝るのかよ、イア?

 寝る前に飯食ったらどうだ?』


『貴様はそれ以外の話をすることができんのか!?』


『そんなことより、イラ、ちゃんと賭け代払えよな』


『いいなー、エルビアは大勝ちして



それより、どう思う?』


『まさか、あれと同じような能力を求められるとは思いませんでしたわ

 運よく呼ぶことができたのに、面倒ごとが増えた気がしてなりませんわ

 今までは、 럣芹 蛣莠が提供できる範疇の能力を要求されることしかなかったのにまさか、 럦겲としての能力の一部がただの人間に渡ることになるとは思いませんでしたわ

 相当なイレギュラーになりそうですわね』


『チッ、ホントその通りだ

 弱者との契約さえなければ能力を授けずに済んだものを


 おいディア、あれの能力はどうなってんだ?』


『うーん、 럣芹 蛣莠によると、あいつに渡った能力はイティアの能力の一部だから、残念ながら奴自体は弱体化したわけではなさそう

 でももし能力を鍛えられたら、エルビアの懸念通り、 럦겲が生まれかねない

 それもイティアとは別の、だ

 さっき言ったように、渡った能力はイティアの能力の一部だから今すぐにということはないだろうけど、それでもあの能力だけで、 럦겲としての能力に進化しかねない

 そうなったら、 ꧧ閌全体のパ』


『話が長い!

 もっと短く簡潔にまとめろ!』


『うーん、これでもなるべく簡単にまとめたんだけどね

 まあ、僕も頭を整理しきれていないし、 럣芹 蛣莠の情報と照らし合わせてからこの話を再開しようか』


『お願いしますわ

 私は念の為にあれの様子を見てきますわ』


『当然だ

 貴様が能力をかけ続けないとあれは暴れるぞ

 俺様より上の存在など許すわけにはいかない!』


『そーだね、 럦겲の能力はあまりにも強い

 正直、ウリア無くしてはイティアを抑えることなんてできないだろうし』


『あら、お褒めいただき光栄ですわ

 しかしそうですわね、もし逃げられたら、もう一度あれを抑えられる気がしませんわね』


『おい、ディア!

 貴様、いつになったらここから出れるんだ!?』


『だーかーらー、その話はもうしたじゃん、イラ

 癪だけど、この空間は本当に見事に封印されてるんだよ

 イティアの能力をつ』

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