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4.9β_異変認識

召喚された日(以後、召喚日とする)から約23.B日目、住居村外にて記録された召喚者のログ

※地球の時間定義と合わせ、日数の小数点以下のみ24進数表記

---------------

「あれ何かな?」

「なんだろ?

 4足歩行だよね?」

「うん

 そして尻尾もある」

「モフモフしてるよね」

「耳は三角形」

「真ん丸いお目々」

「尖った鼻先」

「これってさ」

「どー考えても」

「「狐だよね」」

「狐なんているんだ」

「ちょい待ちー

 この世界に魔物以外の動物がいるなんて聞いてないよ」

「可能性1. 実は私が聞いてなかっただけで、この世界にはペット枠の動物がいる」

「あんなデカいのがペット?」

「可愛いペットがいたら自慢したくなるのが人間じゃない?」

「それに食事に肉も魚も出たことがない」

「魚は海の存在すら怪しいこの世界にいるとは思えないけど」

「ということは」

「可能性2. あれは可愛い姿をしただけの危険な魔物」

「でもだとしたら疑問が残る」

「その1. なぜ今まで誰もその存在に気づかなかったのか」

「その2. なぜ誰も狩ろうとする様子がないのか」

「場所的に絶対気づいてないとおかしいよね、あれ」

「うん

 今の私たちほど視界が良くないのを抜きにしても、あれは肉眼で認識できるはず」

「ということは特殊能力ってやつ?」

「多分そう」

「だとしたら何?

 認識阻害ってやつ?」

「可能性はあるけど」


魔物かー

直接見る、見る?まぁいいや、のは初めてだけど強敵であることは間違いないし、判明してる特殊能力だってどこまで信用できるか

グラとかという魔物も、現時点でもメムさん曰く例の魔物書に書かれてある能力より凶悪な能力だとわかってるから油断はき


「あれ、そういえばいなかった?

 なんか魔物でさ、幻みせるやつ?」

「いたっけ?そんなん?」

「いたよー

 確か、えーっと、ラックスは蠍でグラは豚、蛇のインヴィの次の、そうだ、アヴァルって奴だよ!」

「あー!

 そういえばいたわ、そんなん!」

「えーっと、じゃあ作戦を練ろう」

「イェーイ」

「とは言っても、考えるべきことってそんなないけどね

 まずはこのまま2人でカナン村に行くのか」

「流石に1人でしょ」

「だよねぇ

 じゃあ次はこんなガワで行っていいのか」

「え?

 あー、そういうこと?

 流石に冷静にならなくてもキモすぎでしょ、その顔」

「じゃあ顔を私ではないそれにしてみる?」

「顔だけでいいと?」

「逆に隠し方わかるの?」

「知るわけないだろ」

「そら」


あれ?

村の外にもいませんか、これ?

村の中にいるのはちびすけだけど、村の外にもちびすけが3匹いるし、親っぽいサイズのやつがいるよね!?


「これマズくない?」

「マズいね」

「言い訳をどうするかはあとで考えよ

 どうにかなるから」

「そーね

 じゃあ消えて」

「言いか」




ヤバイ!

ヤバイ!

ヤバイ!


私はどこに!?

研究所か!


「まずいぞー!

 逃げろー!」


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