4.8α_過剰信仰
召喚された日(以後、召喚日とする)から約23.C日目、住居村内にて記録された召喚者のログ
※地球の時間定義と合わせ、日数の小数点以下のみ24進数表記
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はぁ、めーっちゃ疲れた
騒動は落ち着かせられたけど、鷹たちが怒ってるけど私は怒ってないので気にしなくていいけど次はないぞ、というストーリーを捏造せざるを得なかったんよなぁ
おかげでナースさんらカナン村のみんなから最上位の敬礼をされる頻度が急増するする未来しか見えないし、フェニキア部族の方々はプルプル震えながら私に向かって全力の最上位の敬礼をしてるし
あぁ、こうやって恐慌政治ってのは始まってくのかなぁ
人間が知性を獲得していなかった時の権力は単純な腕力によって決まってたけど、現代の権力は権威というか、社会的立場、あるいは身分によって決定されてるわけだけど、腕力と違って身分というのは社会に大きく依存してるわけだから前提条件となる社会が崩壊すると一瞬で価値がなくなるわけだけど、私の場合は彼ら目線だと機嫌を損ねると超越的な力を行使してくる人間なわけだからより原始的な権力に近いわけで、それす
はっ!
思考が今までにないくらいぶっ飛んだ!
えーい!
もう起きたことは仕方ないんだ!
今考えるべきことはこれからどうするか!
えーっと、もうこの社会において私は王様になってしまった
それ自体はしょうがない、諦めよう
いつまでこの状態が続くことになるかはわからんけど、少なくとも私が生きてる限りは変化しないだろうから気にしない!
とはいっても、私は権力が欲しいわけではなく、頼りにされる知識人、あわよくば先輩と思われるような関係が欲しいから、全力で今まで通りにしてくれという必要がある!
「あー、確かに神はお怒りになったようだが、私は一切気にしておらぬ
私との関わり方は今までのそれから変えないように」
『いえ、神の御使様
そのようなわけには行きますまい
わらら一同、神の御使様に働いた非礼の分、貴方様に誠心誠意敬意を払わねばなりませぬ』
『その通りでございます
うちの部族が犯してしまった非礼に対する贖罪の気持ち、神の御使様の慈悲に漬け込んで示しておりませんでしたが、子孫に至るまで誠心誠意贖罪させていただきます』
あー、もう!
めんどくさい!
こっちがいいって言ってんだから、それでいいにしろー!
はぁ、あんまこういう手段は嫌いだけど、独裁者みたいに扱われるほうがたまんないからなぁ
「これは神の使いとしても命令です
私に対する態度を極端に変えぬようにしなさい
さもなくば神の雷が再びこの土地に降り注ごう」
『...『はっ!』...』
なーんでこんなことになっちゃったかなぁ?




