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ミキュー歴史報告書_人間界  作者: 鈴木蓮
ミキュー到達前
8/108

1.7_自己満足

本報告書の一部は、 ꗧ閌個存在情報保護規則により一部削除されています

----[削除済み]----


「お待たせ致しました

 話したい者全員と話すことができました

 このような機会をくださったこと、心より感謝申し上げます」


思ったより話し込みすぎた気はするけど、家族全員と話すことができた

どうやら私が死んでから数日しか経ってなかったらしく、みんなまだ気持ちの整理がついてなさそうだった

なんで火事が起きたのかはまだわかっていないらしいけど、どうやら私の部屋は完全に燃え尽きたらしい

だから、私の部屋から出てきたのは炭ばかりだったようだ

遺留品と呼べるものは何も残っていなかったらしい

私の体も私だと判別ができないほどひどい状態だったらしい


こんな感じの話を泣きつかれながらひたすら聞かされたから、なんというか、改めて自分が死んだんだなと思った

でも、別れの言葉は伝えられたし、悪い死ではなくなったと思


『随分と早いな』



完全に一人思考の世界に入り浸っていた

鷹たちに見られていたんだっ


『まあいい

 ではこれからオメーを俺様たちの世界に飛ばす

 さっきも言ったが、オメーの記憶の中にある文明を伝えて、奴らにもっと面白い生き方をさせろ』



ああ、そういえば賭けをしているとか言っていたっ


『基本的に俺様たちはオメーには干渉しない

 だが、能力は必要以上に鍛えるんじゃねーぞ

 それ以外は好きに生きてろ』


わざわざもう1回言ってくれるなんて親切なこった


「はい、かしこまりました

 ここまで丁寧な対応をしていただき、誠にありがとうございます

 必ずやあなた方との約束は守らせていた」

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