表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ミキュー歴史報告書_人間界  作者: 鈴木蓮
村外初交流
64/109

3.28_再既視感

うーん、なんだろ?

現在進行形でデジャブをすっごい経験してる気がする

気のせいかな?

10回はデジャブを経験してない気もするし

でも、やることが制度や常識によって決まってない世界においては多いのでは?


いや、そんなことはどうでもいい

部族の名前!?

え!?

嘘でしょ!?


「えーっと、メムさんの部族に名前をつけるほどわ」

『神の御使様に名をつけていただくほど光栄なことはございません

 そして()()の名をお呼びくださったことは心より感謝致しますが、どうか敬称等はつけないでください』


うん、やっぱりデジャブだわ

初めてナースさんと話した時、絶対こんな感じのこと言われた

そして今と同じように初対面の人にタメとか辛すぎると思った

現にいまだにナースさんをさん付けで呼んでるし


「あー、分かりました

 善処します

 ところで、貴方たちの部族の名前をつけると言いましても、私は貴方たちの部族について全然知りませんし」

『では、お話しさせていただきます

 うちの部族にいる者の名は、アレフ, ギメル, ヌン, サメク, ツァデ, ベト, ダレト, ヘー, ワウ, ザイン, ヘト, テト, ラメド, コフ, タウ, ヨド, カフ, アイン, ペー, レシュ, シンです

 最初の5人は未伸人(クソガキ)でして彼らが主導して神の御使様がいらっしゃった村を襲撃した連中でして、最後の6人は武器作りをしておりまして、それ以外の連中は狩人として魔物を毎日狩っております』


どないせいっちゅーねん!?

一気に名前を列挙された上に!

彼らの役職を一気に!

しかも雑に紹介されても!

覚え切れる訳ないのよ!

覚えれるのは極々一部の天才だけ!


あぁこんなこと、ナースさんにも思ったな!

そういえば!

何、この世界では一気に人物紹介するのが常識なの!?




はぁ、とりあえず考えよ


「ありがとうございます

 考えてみます」


ただ考えるとは言っても、カナン村の時以上にヒントがないんだよなー

カナン村の時は、私=神としてキリスト教の歴史に倣ってみたけど、今回はそう単純じゃないんだよな

私とメムさんの部族の繋がりは殆どないようなもんだし、私が知ってる宗教では神と敵対した宗教は存在しない

全員が全員と敵対したわけではないし、敵対というほどのもんではないけど


漫画とかならあるある展開だけど、私は鷹たちについてあまりにも知らなさすぎるし


あー、また思考が脱線した

とは言っても、ヒントがホントにないから考えようがないんだよな

しょうがない


「あのーつかぬことをお聞きしますが、あなた達の部族の歴史というか、過去こう呼ばれてたとかそういうような話ってあったりしますか?」


最終奥義!

歴史を参考にする!

そこででてきたいい感じの名前の母音をちょいちょい変えてし


『そうですね

 ()()の部族は非常に長い日数を、確か最低でも50000日以上前から魔物を狩ってきたと思います

 ()()が生まれて間もない時期に爺婆らがそのような話していた気がします

 ()()の部族はその時から部族間だけで生きてきたので特に部族名もなかったはずです

 ただ、遥か彼方この辺りの土地はファノキアとかなんとかと呼ばれていた気がします

 すみません、あまり参考になるお話ができず』

「いえいえ、とんでもないです

 ありがとうございます」


助かったー!

フォノキアかー

めっちゃ言いにく!

最後のキアは言いやすいから、フォノの部分だけ改造しよ

fなんとかnなんとかって言うとして

ファ, フィ, フはなしで、フェ, フォ

うーん、フェだ!

理由はなんとなく!

えーっと、そしてフェナキア, フェニキア, フェヌキア, フェネキア, フェノキア

うん、フェニキアだな


「では、フェニキアはどうでしょうか?」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ