3.16_村外初話
ヒェ
一瞬で距離詰められたんだけど!
10m以上の距離を瞬く間に!
怖っわ!
すごいな
ホントに瞬きする刹那の間に移動できる人っているんだ
本気で殺しにかかれたら負ける未来し
『オメイダレ?』
オメイダレ?
オメーダレ
お前誰、か
うゎー
訛りがすっごい
辛うじて言ってることはわかるけどさ
とりあえず正直に答えとこ
「神の使いらしいです
ところで村の皆はどこに?」
なんだろ?
こっちに注意は払ってるけど、目線がすごい不安定になったんだけど
うーん、友達にするか迷ってるわけではないよな、これ
ゆっくり話した方がよかったかな?
「私は神の使いです」
自称するのはすっごい恥ずかしいけど、仕方ない
しがみついてる未伸人達も守んないといけんし
『神の使い?』
「はい」
『神の使いってなんだ?』
なんて言えばいいんだ?
"貴方たちがひれ伏すべき相手です"とでも言って、素直に跪いてくれたら楽だけど、多分そんなことはない
それに私は跪けって命令したことないし、むしろやめてほしいし
今求められてるのは辞書的な意味
とりあえず鷹たちに言われたことをまんま言っとこ
「私はこの世界の神に、あなたたちの生活をよりよくするよう言われた者です」
沈黙!
またしても!
言葉の壁が少なからずあるみたいだから仕方ないけど!
やっぱり沈黙は辛い!
まあ言葉の意味がわかんないということはなさそうだし
とりあえず敵対しようとしてると思われないように迂闊な行動だけは控え
『づいてごい』
へ?
村のみんなのとこに?
あー、お仲間さんのとこの方がありえるか
まー拒否権はないな
「わかった
彼らには怪我させないでもらっていい?」
また沈黙!
仕方ないけど!
『わがった』
少なくとも未伸人達に向ける視線に敵意はなさそうだし、とりあえず安心してい
『ピィーーュイ』
口笛 again!
そして結構大きな音!
教会に入ってきた時もだけど、なんで口笛吹い
『ピュイ』




