3.10_襲撃目的
人間名ラスのログです
いやー、参ったな
この土地に村を作ってからは、如何なる村外者がこうも大々的に侵入するこたーなかったらしいのに
なんでこうも容易く侵入を許してしまったんか
『空、飛ぶ、もの、出せ』
はぁ
いつも通り魔物の巣に行って狩れるもんを狩ってくだけだったの簡単な作業だったってのに
あー、いや魔物の鳴き声はいつもよりうるさかったか
連中とその話はしたっけ
けど、それだけ
それが村に近づいた瞬間襲われた
認めたかーねーが文句のつけよーがねーくらいコテンパンに負け
『ですから、お見せする前に年配の方とお話しさせていただきたいのです』
た
戦った時、見えたのはたったの2人だ
隠れながら攻撃してくる奴がいたとはいえ、うららがいいようにやられたのは、ムカつく
結局カナン村まで退がらざるを得なかったし、村の連中も戦ったの
『早く、空、飛ぶ、もの、出せ』
に負けた
武器の質は絶対に下、人数もムカつくことに10人は絶対にいない
なのに、戦って負けたし、見事に村全体が制圧されてる
マジで未伸人達と神の御使様を地下室に逃がせたのはナイスす
『どうか、先に年配の方とお話しさせていただけませんか?』
ぎる
っちゅーか、こいつらいつまでナースさんに同じこと言わせんだ
なんで急に求めてんのかは知らねーが、キキューは職人どもの最高傑作だ
欲しいです、はいそうですかで渡せるわけねーだろーが
ゼッテーイラついてんの、俺だけじゃ
『ピュピューピー』
え?
『ピューイー』
え?
どういうこと?
見たこともない形に口をしたと思ったら、あり得ない高音が紡がれてんだけど
でも連中は理解できてるみてーで、村の中に
「おい、テメー
あいつらに何言いやがった!?」
『ラス!?』
なーにをするつもりかは知らねーが、勝手に家ん中に入られるのはちげーよな
『お前ら、話さない
だから、探す』
『ですから、あなたが知っている年配の方とお話しさせ』
「おい、さっさとナースさんの言うこと聞けよ
それかさっさと連中を連れ戻せ」
『ラス、落ち着い』
「落ち着いてられっかよ!
どっかの知らねー人間に勝手にいいようにされて納得すんのか?
それに万が一か」
『ラス!』
やっべ
ナースさんのおかげで言い切らずに済んだけど、こいつらの前で神の御使様っちゅーとこだっ
『おい、お前
今、何、言いかけ?』
チッ、こいつらこっちの言葉はあんまし理解してなさそうなのに、バレ
『そちらについても、年配の方とお話し』
『なんか、ある』
あー、マジでしくった
そっか、こーゆーことを野郎どもは言っててくれたわ
『ピュイー』




