3.7_反省会
『もっと高さを上げても問題ないと思うか?』
『ああ、特に体に異常は感じなかったぜ』
『そう言えんのはオメーだけだよ
俺たちゃー、マジで怖かったぜ』
『なんだよ、ざまーねーな』
「いえ、地球では高いところを怖がる人は一定数いました
地上にいることが当たり前の皆さんにとっては異常な高さですし、仕方ないと思いますよ」
『ほら、俺たちがおかしいんじゃなくて、テメーがおかしいだけじゃねーか!』
『こいつのネジが外れてんのは今に始まったことじゃねーだろーが
それより、この気球をどう改良するかって話をしてたんじゃねーのかよ?』
『そうだぞ、次は神の御使様がお乗りになるわけだから万が一は完全に排除しねーといけねーんだぞ』
『とは言っても、3人が乗ってもちゃんと浮上したし、ガワに燃えにくいものを使った
正直これ以上の安全にしようなんてねーと思うぞ』
『それより次はもっと高くまで上げようぜ』
『高さより村人全員が乗れるようにする方がいいんじゃねーの?』
めっちゃ議論が白熱してるー
ワウの話で村の外の様子はなんとなくわかったけど、やっぱ自分の目で確かめときたいなーって言っただけなのに
あの気球に乗せてもらえれば大丈夫だったのに
まあでも議論が白熱してんのはいいこったな
いやー、電気について伝えようと思ってたけどこの調子だとしばらく先のことにな
『神の御使様、地球ではカナン村の全員が乗れるような大きさの気球はありましたでしょうか?』
「いやー、少なくとも私は聞いたことがないな
でもなかったのは、不可能だからじゃなくて、作る必要がなかったからだと思うけど」
『つまり、私たちがそんな大きさの気球を作れたら地球を超えたということですか?』
「うん、そう考えて間違いな」
『...『うぉー!やったるぞー!』...』
このやる気を冷ますような真似はできないよ
それに気球の挙動を見ればミキューの理も理解でき
『敵襲!』




