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ミキュー歴史報告書_人間界  作者: 鈴木蓮
ミキュー到達前
4/108

1.3_再生要求



え?

もうこう思うの何回目か数え飽きた

なんかこの空間に来てから一生分以上驚いている気がする

そして、ホントこの鷹たち、なんというか、私を見下している気がするんだけど

というか、そんなことより"生きろ"って言った?

え、ここって天国じゃないの?

異世界転移ではなく、異世界転生ってやつ?

正直、私自身の死に様には納得いっていないからもう1回生きられるなら生きたいな


「失礼を承知の上で申し上げさせていただきます

 生きるとはどういうことか詳しくご説明いただきたいのですが、よろしいでしょうか?」


『おいお前、それで俺たちを敬っているつもりか!?』

『うるさい』

『いいではありませんか、〇〇

 前回こちらにいらっしゃった方はずっとパニック状態でしたわよ

 かの方と比べれば、つまらないですが、さっさと終わらせられると思いますわよ』

『おい、貴様ら

 俺様を差し置いてくっちゃべってるんじゃねーよ』




うん、1つだけわかったことがある

どうやら、さっきから私に話しかけてる鷹はリーダーであるらしい

彼の言葉の後、静かになっ


『1回しか言わん

 オメーを俺様たちが自由にできる世界に飛ばすから、そっちの人類にオメーの記憶の中にある文明を伝えろ

 あっちの人間どもはどうも生き方がつまんねーから、もっと面白い生き方をしてくれねーと俺様たちの賭けが成立しねーんだよ』


うーん、言い草的に向こうの世界の住人に憑依するというよ



え?賭け?

え、この鷹たちは神というべき存在なのかなと思っていたけど違った?

地球で信仰されてる神って絶対そんなこと言わんよね?

人間を駒と見てるよね!?

絶対邪神とか悪魔の類じゃん!

えー、どうせ転生するなら雲中白鶴な神と会いたかっ


『そして、オメーには好きな能力を授けてやるから、好きに生きやがれ』

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