2.10_大望成就
人間名ナースのログです
『はあ、わかりました』
「心より感謝いたします!」
これは夢ではないだろうか?
いや、やはり違う
誰にも気づかれぬよう既に何十回も舌を思いっきり噛んだが目が覚めない
おかげで口の中はすごく痛いし、血の味がするがそんなことはどうでもいい
「僭越ながら、神の御使様がおられたチキュウについて詳しくお聞かせ頂きたいのですが、よろしいでしょうか?」
今!
この瞬間!
こうしてもはや伝説でしかなかった神の御使様とお話しさせていただけるなんて何と光栄なことだろう!
代々伝わる書物は神話ではなく、歴史書だと再三言われてきて、疑っていたわけではないが、こうして目の前におられるのを直接この目で見ると
あぁうまく表現できない!
そもそも神の御使様がこの世界におられたということも信じていない者も少なくはないのではないか
神の御使様が最後この世界に来られたのは、75000日以上前という気が遠くなるほど昔のことだし、仕方のないことではあ
『ええ、構いませんよ
そうですねー
では、まずはチキュウについて話しますね』
「お願いいたします」
る
ただ、わらの先祖は以前おられた神の御使様と特に密接だったらしく、神の御使様について口承だけではなく、神の御使様について書き記された家宝がある
本当にこのような生を授かってこの上ない幸せだ
わらの両親も神の御使様には憧れ
いや、そんな優しいものではない
憧憬、いやそれすらも生ぬるい表現だ
とにかく待ち焦がれ続けていたのだ
わらの一族はずっとずっと
神々しいお姿を見て、改めて決意を固めた
今後私という存在はこの方のものであり、私はこの方のために行動しよう
『と、まあおおまかにはこんな感じです』




