2.4_羞敬意
あー、そういえば鷹たちがそんなことを言っていたな
文明が発展すれば生活も改善するし
ということは、やっぱりあの鷹たちは神だったんか?
いや、確かこの世界を賭けの対象にするみたいなことを言っていたぞ
っていうことは、やっぱ邪神の類だな、ぜ
『何それ、ナースさん
そんな話、聞いたことないよ!』
『神の御伽話は聞いたことあるけど、神の御使様なんて出てこないよ?』
『ねーねー、どういうこと?』
この子たち、ナースさんにすごい懐いてんな
ちゃっかりナースさんを盾にしてはいるけど、話しかけながらナースさんの服の袖を引っ張っている
可愛らしい
そらそうだ
こんな全裸変態を警戒しない方がおかしいよね
君たちが!
懐いてる!
当の本人は!
この全裸変態を!
敬ってるけどね!
『すまないが、みんなしばらく静かにしていてくれ
神の御使様、子供たちが騒がしくて大変申し訳ございません
彼らはまだあなた方について知らないのです』
子供の仕事は騒ぐことなんだし、気にしなくてもいいのに
それよりも私が全裸であることを気にして欲しいのですが!
そして服をよこして欲しいのですが!
「いえいえ、気にしていませんよ
ところで、えっと、ナースさん、よ」
『わらに敬称など不要でございます
どうかナースとお呼びください』
めっちゃ高速で敬称いらんって言われた
初対面の人に敬称つけんとか辛いんだけど!
まあ、頑張りはしよ
「えっと、ではナース
私もこの世界に来たばかりですし、神?からもこの世界に関する話は聞いていないんです
なので、この世界について教えてくれると嬉しいです
そ」
『かしこまりました!
そして先ほど申し上げまし忘れましたが、敬語も不要でございます
どうぞ通常語でお話しくださいませ』
いや!
いきなり!
初対面の人に!
タメ口で話すとか!
敬称を外すより!
キツイんだけど!
そして、そんなことより!
服が!
欲しい!
『では、この世界についてお話しさせていただきます』




