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4.25α,β,γ_形勢逆転

召喚日から約23.E日目、住居村付近にて記録された召喚者のログ

※地球の時間定義と合わせ、日数の小数点以下のみ24進数表記

---------------

[どこの私!?]

[戦闘に参加してない私]

[私だってそうだわ!記憶よこせ!]

[はいはい、探索班と接触してた私でーす]

[ふざけてる場合じゃねーぞ!?こっちは盤面のひっくり返し方考えるのに必死なんだよ!]

[ただの1つも思い付いてないのに?]

[皮肉か!?いや、嫌味だな!なんでこのピンチにそんなこ]

[打開策が出たからだよー]

[は!?嘘でしょ!?]

[それがホントなんだなー。教えてもいいけど、態度がよくないなぁ]

[そんなこと言ってる場合か!?さっさと記憶を寄越せ!]

[えー、私ってこんな怖くなれるの?ガチギレ怖ー]

[5(ごー)]

[6(ろーく)]

[おい!アヴァルをほっといて 鏣膮 듦覀(この場所)にいる私をぶっ潰せ]

[ちょいちょいちょい!悪かったって!とんでもない成果を見せるから!]

[話を聞くな!とにかく殴りぃ!?]

[...[ハ!?]...]

[...[え!?]...]

[...[マ!?]...]

[...[嘘でしょ!?]...]

[いやー、人間ってすごいよねぇ。直感ってバカにできないよねぇ]

[言ってる場合か!?なんだ、この視界は!?]

[さっきまで戦ってたアヴァルが、消えた?]

[いや、消えたわけじゃない。なんだろ、見えたり見えなかったり]

[新たな視界が広がった感じ?さっきまでアヴァルは目からは見えなかったけど、耳?から見れるようになったような感じだよ、きっと。慣れてないからキモいだけで]

[お、正解。これは音とか振動とかよりももっといい方法で開いた視界だよ。元フェニキア部族のヘトって人にさ、アヴァルとの戦闘シーンを見せたら私たちが全員幻に踊らされてんじゃないかってことを言い出してさ、もーびっくりよ。なんせ音を見ることによって幻を克服できたと思ってたのに、まだ幻を見てるって言うんだもん。何をもってそう思ったのかってことをどーにかこーにか聞き出してみると、っていうかさ、人が気持ちよく話してんだから話聞けやおら!]

[よし!なんとかこの新たな視界に慣れてきた!]

[これってどーなってんだ!?]

[さっきまで見えてたアヴァルはきっと全部幻だったんだ!]

[私さっきそれ言ったよね!?]

[そして新しい視界で見えてるこれはきっと攻撃の軌道なんだ!]

[つまり、さっきまで私たちは存在しない何か、いや、攻撃の軌道に向かって攻撃してたってこと!?]

[多分そーゆーことだ!]

[それこれから話そうとしてた!]

[つまり攻撃の軌道を辿れば本体に辿り着けるってことじゃね?]

[絶対そうじゃん!]

[走れ!走れ!]

[うゎ!妨害が激しい!]

[それだけ近づいてるってことでしょ!]

[っていうかさ、この攻撃ってなんなんかな?直接殴られてるわけじゃないし]

[攻撃という幻を見せられてる、って言い方は不適切だけど、そーゆーことじゃないの?]

[いや、実体を伴わない幻が物理的に干渉してくるのがどーゆーことかってことでしょ]

[あぁ、なるほど]

[でもそれは幻が視覚的なものだというイメージに引っ張られてるってことでしょ]

[ん?どーゆーこと?]

[幻ってゆーのは本来存在しないものがあたかも存在してると思うこと。大抵の場合、幻者が対象に強制的にそう認識させてるわけなんだろうけど、対象目線では存在しないものが存在している以上、目に何かしらの干渉を受けてることになる。アヴァルは幻を視覚に限定せず、感覚、あるいは触感にも影響を与えてるんだと思う。だから本来存在しないはずの物理的な衝撃を神経が強制的に認識し]

[...[いたー!]...]

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