あ
さーせん、ちょっと短いです
色んな大人たちに囲まれた私はこの場を一人でしのぎ切る自信がなかったので、一言断りを入れてマネちゃんを引きずり持ってきた。
ガタガタと震えていた。
少しもかわいそうと思わなかった。
「えーと、話を始めてもよろしいでしょうか」
「あ、はい。その前に一つよろしいでしょうか」
と、私は言ってからその場に立ち上がり頭を下げた。
「この度は時間に遅れてしまいすみませんでした!」
マネちゃんの通達ミスとは言え、気づかなかった私にも非はあるからね。
「すみませんでした!」
こういう時にすぐに立ち上がって謝罪できるあたりこのマネちゃんも優秀なんだよね。
「あー、べつに気にしてませんよ。それに見てて少し面白かったですしね」
ありがたい気持ちと、この人も大概だなと心の底から思った。
話し合いは無事に(?)終わり、大人の方々が続々と事務所を後にした。
「マナさんごべんなさいー……」
横を見ると泣き顔のマネちゃんがいた。
「まあ大丈夫じゃない?多分、おそらく、may be」
「不安が煽られるぅ〜」
こんなのでも優秀なんだけどね〜。
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