『幕間四』??と??
「すごいね、彼。もう能力を使いこなし始めてるんじゃない?」
「まぐれでしょ?むしろ私はあの技が面白いと思うわ。あの世界にいて独自に開発してるんでしょ?立派な才能よ」
「あれ?この間よりも持ち上げるじゃん。前まであんなに彼のこと見下してたのに」
「使える技が増えて魅力的になったのよ。たくさんアピールしてほしいわ、より強い子たちとも当ててみたいし」
「そしたらやっぱり、もっとたくさんの戦争に放り込んでみないと。能力のためにも」
「そうねぇ、それで思い出したけど、8番の子はどうしてるかしら?たくさん強くなって、頼れる味方も増えて、そろそろ国を興す気にはなったかしらね?」
「どうかな?まだ早いんじゃない?ちゃんと頭がいいから、戦争で勝てないことはわかってるだろうし、逆境の中できちんと冷静になれるだけの能力はあるよ」
「残念ね」
「君の一押しだからって、そう僻まないでくれよ。どっかでちゃんと活躍させるからさ」
「それと、そう、交換の件はどうするのかしら?」
「そうだね、それも決めなきゃ。どんな子が欲しいの?」
「うちの世界の子たちじゃ太刀打ちできないくらい強い子」
「そんなことしてどうするのさ」
「レイドバトルよ、一致団結して強敵に立ち向かうなんて燃えるでしょ?」
「いいけど、そしたら転送するときにバフをモリモリしなきゃいけないね。敵対心も植え付けないと戦ってくれないだろうし」
「そこは私が調整するわよ。なんか1人、暴力性の高い子を頂戴ね」
「選んでおくけど…そしたらこっちにも、統率力の強い子を頂戴よ」
「それなら何人かいるわね。サードパーティでよければさらにたくさん。ところで何に使うの?」
「うちもなんかね、そういう刺激が欲しいなって思ってたところだからさ」
「そう、やっぱり戦争にはロマンがなきゃね」
「そうだね。ついでに肉体処理も頼むよ、死んだ魂じゃないと転生させられないからさ」
「…あなた、本当に転生が好きね。即戦力にならないじゃない」
「こういうのは1から育てるのが楽しいんじゃないか」
「そしたらデスポーンの方法はクーデターとかが良いかしら」
「ばっちりだ、ありがとう」
「いいえ、こちらこそ」
「あと、あの方の世界からもまたいくつかもらってくる?」
「そうだな…三つくらいほしいかも。言っといてくれるかい?」
「わかったわ、かけあっておくわね。私のところにもまた4,5人くらい…」
「そろそろ進捗が少なくなってきたのかい?」
「そんなところね、あなたところもそうでしょ?」
「そうだね。今一度、1つひとつの駒の運命を回そうじゃないか」
「そうときたらさっそく処理を始めるわ。大いなる運命の導きのままに…」
「導きのままに…」




