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職業柄

そもそも、オフェリア様のアレに抵抗できたのは

体質という訳でなく、実家の職務柄、対抗策を知っていただけだったりする。


うちは、多少治安は良いとはいえ、場末の宿屋、それも冒険者や旅人を対象とした宿だ。

なので、"本来は"貴族の方が泊まるレベルではないので来ない・・・はずなんだけどな・・・


まあ、そういう”命の危険に晒しながら来る”客の大半は色々と昂っている事が多い。

男性・女性問わず。

なので、そういう人は手頃な宿屋や酒場の店員とかをターゲットにしやすい。

逆に店側もそういうのをカモにするべく、そういう専門の人を入れてたりもする。

当然、お金はそれなりに掛かる。なので先立つモノがない場合はというと・・・・


衛兵も庶民相手するより、平民や貴族の庶子の可能性の高い冒険者の方が怖いのもあり

または、別途賄賂を貰っている可能性もあり頼りにはならない。


さらに、対応出来ないとなると、そういう評判が広まり、そういう輩が増えてくる事になる。

最終的には、店は立ち行かなくなり閉める事になる訳だ。


じゃあ、どうするかというと

そうなって困るのは、其処を活動拠点にしている冒険者なわけで。

其処に寝泊まりしている”善良”な冒険者や其処を拠点としている優秀な冒険者が

自警団的な役割を果たすことで安全を確保することになる。


つまり、宿も酒場も 人が沢山出入りして喧噪としている所が一番

 治安が悪くて、安全であるという矛盾していてしてなさそうな状態になる。


まあ、それで事が治まれば良いんだけど、此処からが本題。

”力づくで強引に”だと無理だ、と分かった奴らは、どうするか。

答えは、『要するに誘ってOK貰えれば良いんだろ?』的にちょっと強引な誘惑をしてくる。

薬・理術・裏交渉


中でも一番やっかいなのは、淫魔系の理術だ。

誘惑・魅惑・洗脳・肉体改造等を得意とし、さらに依存性も高い。

そのうえ、抵抗も厳しいときている。


そういう場合に、理術の法則を利用する。

これは、冒険者界隈では有名な話で、場末の宿や酒場では対応策として良く知られている手でもある。


理術は、同一系統だとどんなに効力に差があっても先に掛けた理術が勝つという特性があるらしい。

例えば、土精霊のヘヴィで体を少し重くして動きを阻害する理術を掛けたとする。

その相手に闇精霊のグラヴィティで体を潰すくらい重くして動きを阻害する理術を掛けたとしても

相手への効果はヘヴィのままになる。

これは、後者の効果がないのでなく、

もう効果があると判断されるらしいので、色々と都合も良いのだそうだ。


つまり、淫魔系の理術を受ける前に、自分で自分に誘惑理術を

それも、人系の程度が低く、効果も薄い被誘惑を使うことになる。


 被誘惑:自分が対象に対して魅力的に感じるようになる理術。

     成功率:100%

     効果:誘惑(微、累積)


とはいっても、これも、対象一人に何度も使える手ではない。

効果は薄いといえ、使えば使う程深度が増すので最後は面倒な事になるからだ。


そんな訳で、レナルド様の早期解決を期待しておこう。

魔術で抵抗や無効化が出来るなら大丈夫だと言ってたし。


でも、淫魔系のって結構性質が悪いはず。

理術が掛かる度に深度と抵抗度を押し下げていくから

聖職者とかも押し負ける事があるとか・・ないとか・・


まあ、大丈夫だよねぇ・・・?

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