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授業:貴族学 基礎2

「爵位は、そのまま軍事の常備兵の規模も決定します。

 男爵は、騎士1名。自分またはその代行者となります。

 子爵は、5名1団体の騎士団が1から3団体。

 伯爵は、100名規模の師団。

 侯爵及び公爵は、400名規模の旅団。

 これを常備・常設することが見込まれております。

 ただし、義務ではありませんし、これより多くても問題ありません。

 けれども、一時的な増減は、問題行動と捉えられますので注意が必要です。

そいや、坊ちゃんから騎士については聞いたな。

確か、騎士一人には、従士が最大3名

ここまでは馬必須なので最大4体

従者が騎士・従士に其々最大2名

兵士が騎士・従士に其々最大4名

そして兵士のお世話係の従僕が最大3名

必要らしい。

つまり、最大で戦闘担当が20名、非戦闘員が11 馬4 全人31名+馬4体

が騎士1名に必要な数なんだそうだ。

400名規模の騎士旅団って相当な数になる。

最大値だけど、12400人?

 とはいえ、侯爵及び公爵が単独で400名規模の旅団を保持する訳ではありません。

 400名規模の旅団の中には、伯爵が常設している師団も含まれます。

 伯爵の師団の中にも子爵の騎士団が当然含まれます。

 こうやって上下の連携を密に取るようになっているのです。

 この独特な常備兵の維持と上下の密な連携は、

 ノワール王国が軍事的に強国だと謳われている理由の一つでしょう。


 さて、貴族の保持する大まかな内容は理解して頂けましたでしょうか。

 ノワール王国は新参国ではありますが、それでも300年近い歴史があります。

 爵位に縛られない独特なルールや品位と呼ばれる特殊な上下関係もあります。

 例えば、無品である伯爵より、四品である子爵の方が偉い場合もあるのです。


 また、他国との爵位や位階の差。

 挨拶の仕方や順序等、学ぶ必要があるでしょう。

 それらは、貴族学応用で学習しましょう。

 また、軍事の話は、軍学方面で学んでください。

  騎士学・用兵学・軍略学・・・色々ありますよ。

 それでは、長くなりましたが以上で終わります。


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先生が居なくなっても、机にうっ潰していた。

完全に頭が飽和状態になっているためだ。

よくぞ、貴族たちはこれを覚えられるなと感心する。

あ、下位の人たちは覚えられてない人もいるって、グリ伯様が言ってたっけ・・。

そらそうか。


「どう?ジャスタン。覚えられた?」

うっ潰していた俺の所に、マリー=セシールが様子を見に来てくれた。


「むりー。マシェルは良く覚えられてるよな。心底感心するよ。」

「え?・・・・だから復習に来るんじゃない。」

「あー・・お互い頑張ろう。」

「そーね!一緒にがんばろー」


マリー=セシールは、おーと元気に拳を振り上げた。

俺も、(ゆるゆるとだけど)一緒に拳を振り上げた。


そうして、マリー=セシールの元気な笑顔に癒されようと試みるのだった。

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