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3.追い込まれるほどに、アクロは強くなる。

ここまでオープニングです。

よかったら、応援よろしくです!!







「追い込まれると、強くなる……?」

「その通り。【勝負師】というのはつまり窮地や限界、逆境、あるいは僅かな好機に際して力を発揮するクラスのことだ。お主に与えた首飾り、それは【勝負師】としての才覚を選定する効果がある」

「で、俺はそれに認められた、ってことか」

「そういうことだな」



 ――いやいやいや。

 もし首飾りが反応しなかったら、俺は死んでたんじゃないのか!?


 そう思ったが、ぐっと堪えた。

 結果的に俺はその力を認められて、こうしてギルドへ生還したのだから。それにこのギルド長である老人の口振りからして、根拠のない賭けではなかったらしい。



「それで、俺はこれでその【勝負師】になれた、ってことで良いのか?」

「うむ。お主はこれで、名実ともに立派な【勝負師】だ」



 こちらの問いかけに、頷き答えるギルド長。

 彼はゆっくり腰を持ち上げると、奥にある棚から何かを取り出した。そして、それを俺に差し出してくる。

 どうやら、古びた剣のようだった。

 鞘は錆びていたが、中身はまだ使えそう、という感じ。



「それは先代の【勝負師】が愛用していた剣。それをお主にやろう」

「え、いいのか?」

「うむ」



 実戦向きというより、アンティークに近い気がしたが。

 俺はひとまず、その剣を受け取ることにした。



「それにしても、その【勝負師】ってのは珍しいのか?」



 そして、次に疑問に思っていたことを訊ねる。

 するとギルド長は小さく笑って、こう言うのだった。



「珍しいもなにも【勝負師】はユニーククラス。つまり――」



 目をうっすらと開いて。




「世界で唯一、お主だけじゃよ」――と。







 ギルドを出て、俺は街を歩く。

 すっかりと日は落ちて、街灯に明かりが灯っていた。

 今日は色々なことが起こりすぎて、正直なところ頭がパンクしそうだ。



「でも、これで俺にもようやく取柄ができたんだな」



 結局のところ【勝負師】というのが、どのようなクラスなのかはハッキリしない。これから戦っていく中で、少しずつ理解していくしかないのだろう。

 いまはとりあえず、冒険者として一歩前進できたことを喜ぶことにした。


 そう思っていた時だ。




「もし、そこの人?」

「ん? 俺のことか?」

「その通り。少し、こちらの話を聞いてほしい」




 なにやら、フードを被った人物が声をかけてきたのは。

 男性とも女性とも取れない声色で、そいつはこう口にするのだった。




「ダンジョンでの戦い、見せてもらった」




 そして、フードを外し。

 綺麗なその顔を晒しながら、こう告げた。




「ぜひ、決闘を申し込みたい」――と。




 


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