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プロローグ

ちょっと気分転換に新作です。

「嫌だ.....まだ、死にたくない!!殺さないでくれ!!」


 そう叫ぶ人の首を無感情に切り落とす少女が1人.....これが少女の日常だった。


 どうしてこのような少女が人を殺しているのか.....それは少女の血筋が関係していた。その理由を説明するためにまずこの世界を説明しよう。


 この世界には『レベル』と言うものが存在する。それが高いほど、筋力、体力、そして魔力が上がっていく。もともと個人差はあるが、『レベル』を上げることでその差を埋めることはそう難しくは無い。


 そして、基本的に『魔物』と呼ばれるものを倒すことで『レベル』を上げることができる。ちなみに『魔物』はその逆で『人間』を倒す、つまり殺すほど、強くなっていく。


 簡単に説明したところで本題に戻ろう。先ほど説明した通り、”基本的”に『魔物』を倒すことで『レベル』が上がる。そう”基本的”になのだ。と言うことはもちろん例外が存在するのだ。


 そして少女の血筋がその例外なのだ。普通とは異なり、『魔物』を倒しても『レベル』は上がらず、『人間』を殺すことでしか『レベル』を上げることができない。


 そんな見た目は、『人間』と変わらず、しかし、特性は『魔物』と似ていることから、その血筋の人々は、『偽者(ファルシュ)』と呼ばれている。


 その者たちは、小さいころから”処刑執行人”として働くことを強制され、ある程度『レベル』が上がれば奴隷として高値で取引される。そんな悲惨な運命を生まれながら持っている。

感想やアドバイスを頂けると幸いです。

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