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空海の平安期における仏教での思惑

平安期における


仏教(真言宗)は空海の詩世界による

問答を中心とし、天皇に働きかける


それは、[秘密曼荼羅十住進論]

における、人間の心


を、記した、善悪・美醜・真偽・幽明

の境界と魂のあり方・運命がどう、人間に

関係しているのか?

という問答であり、


その後、十住進論は、[秘蔵宝鑰]

という、十住進論の所謂、意訳

略本の中で流布されていくが


秘蔵宝鑰の中には、仏教の詩世界における

言語による統治を、儒教の教えから

付け足し、


天皇と政治に関する距離を仏教側から

求める動きがあったのではないか?


と、考えられ


それは、空海が、

意識の表面に浮かび上がる 心 を

顕教(言語で解説できる教え)


と、深層の 心 を、密教(言語を超えた教え)

と称して


晩年、悲願の願いであった

宮中に[真言院]という密教道場

を開設し、総合的な統治の形を


仏教でとろうとした思惑があったのではないか?


とされる

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