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ユイがいる『お菓子』で『おかし』な日常  作者: 阿礼 泣素
7章 激突! 1年エクレア組 VS 1年ババロア組
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雷光隕星《エクレアスターダスト》

気がつけば、緊張で呼吸の仕方さえも忘れてしまうような、今まで練習してきたことがあっという間に吹き飛んで頭が真っ白になってしまうような、絶望的な想像をしてしまっている自分がいた。

イントロが流れ始めた時、夕影はそんな自分を掻き消すように、


雷光隕星エクレアスターダスト!」


《克巧力》を豪快にかつ大胆に使い、空に大きな流星を降り注がせた。


――よしっ! 掴みはばっちりだ!


 第一関門であった始めの技が華麗に成功を収める。夕影はほっと胸をなでおろした。


「それじゃあ、私たちも行きますか……」


「そうね、今までのストレス発散の意味も兼ねてパーっと派手にいきましょう」


 牧ノ矢、我舞谷の敵舞台攻撃部隊も夕影の合図を見届けて敵地へ赴いた。


「私たちは……夕影君達を何が何でも守るんだから!」


「全て吸収していなしてみせる!」


 天彩と無相の後方支援隊も準備万端でいつでも敵からの攻撃を対処できる体制が整っていた。


 実のところこの夕影プロデューサーが考案した部隊編成は一年ババロア組に対しては完璧ともいえる布陣であり、このまま何事もなければエクレア組とババロア組、一切の波乱なく順当なダンスバトルとして勝敗が決することとなった。



――だが、しかし、夕影は一つミスを犯してしまった。



 夕影は勝ちにつながる可能性を模索するあまり、堅実な勝利を求めるあまり、逆に勝率を下げる行為に及んでいたことに気がつかなかった。


 結論から言えば、夕影は光樂を逆上させてしまった。


夕影は光樂が一瞬でも、わずかでも動揺してくれれば御の字だと考えたのだが、その作戦は光樂を動揺させるどころか、狂化させてしまう結果となる。




次回は7月4日7時更新です☆

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