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没落令嬢の異国結婚録  作者: 江本マシメサ
七章【あの人のその後】

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65/70

65.おまけ

◇こちらはキャラのその後とちょっとした設定メモになります。

 ◇ファン・シーン(三十三歳)

 本名:ディ=フゥァン・シィァン。シン・ユーの悪い友達。


 国王即位後は国事に奔走した。

 前例の無い政策のどれもが在位中に評価される事は無かったが、没後に前王の行いは正しかったのだと認められる事となる。


 生涯独身を通した。


 ◇ヨウ=レイ・ケツ(二十五歳)

 不憫なファン・シーンの護衛武官。


 ファン・シーンの即位後は、国王禁軍の総隊長となる。

 後に、癒し系の女官と結婚した。


 ◇ディ=フェイ・ツイ(十八歳)

 大華輪国の若き王妃様。


 ロン・シャン姫は、国王と王妃の子供ではなく、王妃の妹。


 国王が後宮に行くと言った夜には、ファン・シーンが前後不覚になる程の大量の酒を飲ませ、記憶を定かにしないような策略を施す。

 よって、ファン・シーンの暗躍により、王妃の貞操は守られていたのだ。 ロン・シャンは産まれてすぐに国王の子供として城に連れて来た。

 王妃は綺麗な体のまま、母親となったのだ。

 この事実は生涯ファン・シーンとフェイ・ツイの秘密となっている。


 彼女はファン・シーンの事を愛していたが、それを態度に表したり口にすることは無かったという。


 国王崩御後は自由の身となったが、ファン・シーンの世話役として城に残る事を決心する。

 彼女の人生は、国王を支える為に捧げられた。


 ◇ディ=ロン・シャン(六歳)

 おしゃまなお姫さま。


 幼少期からファン・シーンの教育を受けて育つ。

 そして、様々な知識を植えつけられた少女は、大華輪国初めての女王となった。

 彼女の治安は今までの王の中で一番安定し、国民にも愛されたという。


 他にも金公鼠を可愛がり、金公女王という別称も広がっていた。


 前王の妹の子供と結婚し、息子を産んだ。


 ◇シャン・シャ(五十一歳)

 ザン家の執事兼家令。


 華族制度の廃止後は、実家の商会で働く事となった。

 たまにザン家の元使用人を集めて飲み会を主催している。


 ◇メイ・ニャオ(二十歳)

 癒し系な使用人。


 華族制度の廃止後は、城の女官として働く。

 後に城で出会った不憫系武官と結婚をする。


 ◇リー・リン(十九歳)

 毒舌なつれない系童顔少女。


 華族制度廃止後は、金公鼠商会の仕事に全力を注ぐ。

 それから五年後にユイ・リーと共にハイデアデルンに渡り、リェン・ファと再会。

 ハイデアデルンの王都で喫茶店を開き、繁盛させていた。


 ◇ユイ・リー(十九歳)

 奥様命の主人に反抗的な使用人。


 華族制度廃止後は、職場に馴染めずに職を転々とする。

 それから五年後に、リー・リンがハイデアデルンに行くというので付いて行った。

 一児の母となったリェン・ファと再会し、それでも可愛いと心の中で思っていたという。


 ◇メイメイ(犬)

 大きくて、真っ黒なモフモフ。


 リェン・ファらと一緒にハイデアデルンへと渡る。

 シン・ユーの勤め先に居た犬との間に愛が芽生え、小犬を産んだ。


 ◇ヨーヨー(鳥)

 獰猛な見た目に反して、お茶目な鳥さん。


 リェン・ファらと一緒にハイデアデルンへと渡る。

 シン・ユーと一緒にベルンハルト商会に入り、書類を運んだりする商会鳥として活躍をした。


 ◇エドガル・ライエンバルド(五十五歳)

 リェン・ファのおとーさん。


 ハイデアデルンに来た娘家族との同居を拒んでいたが、孫が結婚をして、その嫁と三人暮らしをする事となる。

 孫の嫁となった娘は勤め先の主人の子供だったが、生まれた時からエドガルと一緒だったので、本当の祖父のように思っていると言われて大号泣。


 ひ孫が生まれると、勤め先を退職して、子守りジジイとなった。


 ◇ザン=ラン・フォン(三十六歳)

 シン・ユーのおかーさん。


 慣れない異国への暮らしは苦労の連続だったが、家族に支えられてなんとか乗り切る。

 可愛い孫が産まれ、異国の地で友達も出来、順風満帆な人生を送った。


 ◇ザン=シン・ユー(二十一歳)

 神経質で病弱な武官。


 絶望しかなかった人生だったが、リェン・ファとの出会いにより光を見つけ、幸せを勝ち取った。


 彼の歩む道の傍には、可憐な蓮の花が咲き誇っていた。


 ◇ザン=リェン・ファ(十八歳)

 本名:レイファローズ・ライエンバルド。おとぼけ食いしん坊少女。


 ラン・フォンとの出会いにより、波乱の人生を送ることに。

 だが、持ち前の前向きさと明るさで、周囲の人たちを励ましつつ、幸せの在り処を見つけ出すことに成功した。


 導きの星を手にした彼女の人生は、幸せに満ち溢れていた。


 ☆


 ◇シートゥー・ムー(五十一歳)

 大華輪国最後の詐欺師であり、占術師でもある、所謂いわゆる変なおっさん。


 残虐な武官の手によって暴君とも呼ばれた国王の元に突き出され、勝手に国家占術師に任命される。


 「ふええええ~占いなんてしたくないのにい!!」とすんすん泣いたり、ぷんぷん怒ったりしながらも、暴君が怖かったので真面目に占いをする。


 そんな彼にも、最後の最後で奇跡が起きた。


 もう駄目かと思っていた頭部のいただきに、薄らと、毛が。


 おまけ 完。


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