あとがき(実は何度目?)
第4章「経験値ゼロ」終了しました。
以上をもちまして、「道の先には……」グランドフィナーレとなります。
今後ネタが出るとすれば美久・絵梨紗ネタ位なので、それは「赤パニ」でやると思います。
いやぁ、最後にちらっと幸太郎が言った様に、「ビクトール、こっちのミシェルはちゃんと幸せにしたぞ」がコンセプトだったんですが、軽いノリで書き始めたこの話、なんと33話。お月様の「切り取られた青空」とほぼ同じボリュームになりました。
相変わらずのトルコアイスっぷりです。
ここでどうでも良い設定を一つ。
幸太郎の入籍してからの(薫の)呼び方がパパに落ち着いてしまったのは、実は幸太郎の要望なんです。
「赤パニ」のラストくらいからちらほら出ていますが、幸太郎は小学校6年の時に父親をなくして、黒一点の家族構成。仕事のためだけではなく、本当に家族として扱ってくれるミシェルにマジで感謝し、懐いております。
そんな幸太郎は父親というステータスに拘っているという点が一点、そしてもう一つは周りが絵梨紗・美久を除いて彼のことを総じて「幸太郎」と呼んでいること。このままでは娘奏にまで「幸太郎」と言われてしまうと危惧した幸太郎は、薫にパパと呼ぶように指示します。
それがあってか、(なくても)幸太郎はベタ甘の親バカになっちゃいましたね。
では、この辺で。コレで心おきなく月面着陸できます。