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第一話 理(おさむ)とサツキの出会い


 理は朝、校門付近の、クラス分け表と入学式会場の案内が書かれた掲示板を見て、入学式会場の体育館に入った。理の、放任主義の両親はついて来なかった。

 入学式が終わってすぐに、初めてのホームルームの場が開かれた。入学おめでとうの文字が黒板一杯にチョークで綺麗きれいに書かれていた。それは先輩たちが書いたのであろう。

 理は隣の席の地味目な女子が気になった。メガネはやめてコンタクトにすれば、この子は絶対かわいいはずだと思った。

 担任が初めての出欠を取る際に、読み上げた名前が耳に残った。


 『ゴトウ・サツキ』


 理はホームルームが無事終わり、クラス内がざわめき始めると、サツキにおっかなびっくり声をかけてみた。

 「あの・・・その・・・部活どうする?」

 「写真部に入るよ、理君は?」サツキは出欠をとる際に聴いた理の名前をしっかりと記憶していた。

 「奇遇だね。僕も写真部に入るつもりだよ。ほら、これ見て」

 理は、父から貰ったLeicaライカ IIIfという35㎜フィルムカメラをバッグから自慢げに取り出しながら、ぎこちなくそう言った。





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