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77.ダイヤグラム
思い通りにいかない人生 泣きたくなるよ
どうして二人はこんなにすれ違うの?
にじんだ目でダイヤグラム眺める一人のホーム
冷たい夜風が 身に染みた
いつだって隣にいて欲しかったのは
笑顔の似合うあなただけ
少し伸ばせば届いた頬
今は何処で何してるかな
もてあました指が 悲しく踊った
時間通りにやってくる 誰も乗っていないのに
こんな田舎でも これだけは正確なんだな
赤い目でダイヤグラム睨む真っ暗なホーム
寂しい夜風が 涙さそう
いつだってあなたのことを想ってた
少しチビなあなただけ
つい触りたくなる長い髪
今は何処の風に揺れてるかな
ふとあなたの香りがした気がして
もうダイヤグラムの先は無い
誰もいないホームから一人 改札の外へ
懐かしい笑顔に 体温 戻って……




