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70.パスタ

一人の夜は寂しいね まるで雪でも降りそうな寒い空

空っぽの冷蔵庫にため息一つ パスタでも茹でようか

壊れた暖房に 手をすり合わせながら

ちょいと辛めの味付け 孤独のスパイス

不味くは無いよ でも美味しくも無い

そんなの当たり前 一人は寂しい


それは波の音? 耳に残る歌声

夢心地の毎日に 酔いしれた

誰よりもあなたといたかった

今、一人胸に抱きしめるのは

宝石のような想い出だけ・・・涙と共に



散らかった台所と 焦げたフライパン

洗う気も起きなくて 冷えたベッドに横になる

「まあいいか」 気楽だけど切ないな

TVの向こう 遠い世界の笑い声

賑やかだけど 寂しさ募るね

そんなの当たり前 一人は寂しい


それは幻? 指に残る温もり

すぐに消えそうな日々に 口づけて

誰よりもあなたが好きだった


 

寂しいね でもこんな人生もいいかも

一人の夜には 心のアルバム開いてみよう


 

それは波の音? 耳に残る歌声

夢心地の毎日に 酔いしれた

それは幻? 指に残る温もり

すぐに消えそうな日々に 口づけて

誰よりもあなたといたかった

今、一人胸に抱きしめるのは

宝石のような想い出だけ……涙と共に

そんなの当たり前 一人は寂しい


―――――――― 一人は寂しい?

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