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5.PAINの行方
雨でさえ痛いと嘆いていたオマエ 傘は無いのか
染みるものは見えない そんな傷跡
悲劇のヒロイン気取りの 悪ふざけに騙されて
二人きりのSLOW DANCE 跳ねる水
子悪魔のキスに もう戻ることは出来ない
愛が痛いなんて贅沢な戯言
眠ることさえ否定尽くされた
濡れた唇はひたすら甘い
逃れられない…それこそPAIN
やんだ空を恨みがましくオマエ 水はしたたる
割れた夢よりスレた欲 自分を追い詰め
大人になりたい 手にした媚薬は悲劇の香り
淫らなSILENT NIGHT ただの幻
天使になりたい つぶやきは闇に溶けゆく
愛が孤独なんて嘘のような銀盤
透ける肌は過失なのだろう
情熱の口づけ止まらない
絡み合う指…その先PAIN
痛みはどこへ行くのか 癒されるのか
破片を集める二人にもう一度 恋のような愛を
愛が痛いなんて贅沢な戯言
眠ることさえ否定尽くされた
濡れた唇はひたすら甘い
逃れられない…それこそPAIN
愛が孤独なんて嘘のような銀盤
透ける肌は過失なのだろう
情熱の口づけ止まらない
絡み合う指…その先PAIN
重なる影……そこにはPAIN