表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/143

14.あるグラスに映るドアベル

あなたはどこにいるの 私はいつだってここにいるのに

空のグラスを傾けて 氷を転がしてるわ

静かなピアノの囁きに 夢を見てるの

寂しくなんてない 誰にも聞こえないように

つぶやくだけ 想い出のあなたに


あなたの温もりはまだ残ってる 忘れるなんて無理

ゾクゾクとして全てに酔いしれた

子供のように無邪気な笑顔で私に触れて

この体に愛を刻んだ 私はそれで縛られたのよ

ホントに馬鹿みたい・・・


ドアベルの音にいちいち振り向いて その度にため息なんて

あなたはまた馬鹿にするかしら あの笑顔で

不意に眺めたグラスには にじんだ雫が積もってた

それはきっと私の代わりに泣いてくれたから

気付いて欲しい 無神経なあなたに


あなたの言葉は全部覚えてる 私の宝物

初めて名前を呼ばれた日 胸の高鳴りに眠れなかった

私だけのものだったあの笑顔

目を閉じれば今もそこに 私はそれに溺れているのよ

ホントに駄目みたい・・・


あなたの温もりはまだ残ってる 忘れるなんて無理

ゾクゾクとして全てに酔いしれた

子供のように無邪気な笑顔で私に触れて

この体に愛を刻んだ 私はそれで縛られたのよ

ホントに馬鹿みたい・・・


わかっているのに待っている 約束もしていないのに

これだけは信じて欲しい 私はまだあなたのことが

・・・・・「大好きです。」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カラン。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ