14.あるグラスに映るドアベル
あなたはどこにいるの 私はいつだってここにいるのに
空のグラスを傾けて 氷を転がしてるわ
静かなピアノの囁きに 夢を見てるの
寂しくなんてない 誰にも聞こえないように
つぶやくだけ 想い出のあなたに
あなたの温もりはまだ残ってる 忘れるなんて無理
ゾクゾクとして全てに酔いしれた
子供のように無邪気な笑顔で私に触れて
この体に愛を刻んだ 私はそれで縛られたのよ
ホントに馬鹿みたい・・・
ドアベルの音にいちいち振り向いて その度にため息なんて
あなたはまた馬鹿にするかしら あの笑顔で
不意に眺めたグラスには にじんだ雫が積もってた
それはきっと私の代わりに泣いてくれたから
気付いて欲しい 無神経なあなたに
あなたの言葉は全部覚えてる 私の宝物
初めて名前を呼ばれた日 胸の高鳴りに眠れなかった
私だけのものだったあの笑顔
目を閉じれば今もそこに 私はそれに溺れているのよ
ホントに駄目みたい・・・
あなたの温もりはまだ残ってる 忘れるなんて無理
ゾクゾクとして全てに酔いしれた
子供のように無邪気な笑顔で私に触れて
この体に愛を刻んだ 私はそれで縛られたのよ
ホントに馬鹿みたい・・・
わかっているのに待っている 約束もしていないのに
これだけは信じて欲しい 私はまだあなたのことが
・・・・・「大好きです。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・カラン。