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【凍結】管理人と面会できるかな!?【BAN】 Part4

205:聖女 月火の年/7/27 19:02:25 


 入り口からは見えない場所ですったもんだ言い争っており、私たちも無断で入るわけにはいかないためどうしよう…となっている


 僧侶「お店の方ァ! 大丈夫です! また明日来ます!」

 私「ここ何時に開くのかだけ教えてください、その時間に行きますから!」


 呼びかけても返答がない

 静かになり、うきうきと鳴動が出てきた


 鳴動「どうぞ来てください! 茶菓子は期待するなですって!」

 僧侶「本当に大丈夫なんですか?」

 魔王「確実に無理は言ってるよね」

 姉御「失礼になるなら帰るぞ!?」

 スライム「……」

 私「なんでも食べれます」 


 できれば甘すぎないお菓子がいいな〜


206:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:04:27 


 なにしてんの!?


207:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:06:09 


 なんなんだよもう


208:緑都の名無しさん 月火の年/7/27 19:07:37 


 茶菓子出してくれるのォ!?


209:雪原の名無しさん 月火の年/7/27 19:09:23 


 外から呼びかけた声は届かなかったのか……


210:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:11:17 


 聖女はなにを期待してるんだ

 また毒盛られるぞお前


211:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:13:15 


 鳴動の行動力やっば 関わりたくない


212:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:15:13 


 甘すぎないお菓子がいいな~←なんなの?


213:崖都の名無しさん 月火の年/7/27 19:17:02


 こりゃまたすげえヤツがいたもんだ


214:聖女 月火の年/7/27 19:19:11 


 私たちはいかにも作業部屋と言える空間に通された

 壁沿いにぐるりと棚や机が置いてあり、逆に中央はぽっかりと空いている


 鳴動「みんな、このひとがおっちゃんです! おっちゃん、このひとたちが聖女さんたち!」

 おっちゃん「フン、見りゃ分かるわ」


 天井から伸びたブランコのようなものをレバーで自在に動かしながらドヴェルグのおっちゃんは私たちの前まで来る

 効率的に部屋の中を動けるというのもひとつだけど、種族間の身長の差をカバーする意味もあるんだろうな

 現に今、おっちゃんの目線の位置は私の目線と同じところにある


 おっちゃん「……ずいぶん精巧な飾りのブローチだ。どこで手に入れた?」


 胸元につけているムシの国でもらったブローチが気になったらしい


 私「ボョシ国で。ちょっと色々あって、お礼にと王子から頂きました」

 おっちゃん「ちょっと色々でこんなものがもらえるか。価値の分かるヤツなら大金はたいて買おうとするか奪いに来るぞ。今までよく盗まれなかったな」


 そんなに


215:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:21:20 


 末っ子王子、スッゲーの渡したってコト!?


216:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:23:13 


 ヮ…


217:水都の名無しさん 月火の年/7/27 19:24:25 


 海で落とさなくてよかったな……


218:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:26:05 


 自分だけの工房ってかんじでイイナ~俺も欲しい


219:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:27:17 


 ちょっと色々(末っ子王子と婚約者ちゃんの命を救う)


220:崖都の名無しさん 月火の年/7/27 19:29:02 


 高さ調整できるのか

 ドヴェルグの身長ってだいぶ小さいからね


221:王都の学者さん 月火の年/7/27 19:30:24 


 なによりまず工芸品に目が行くの職人っぽい


222:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:31:39


 どんなに死にかけても無くさなかったの純粋に偉いな


223:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:33:21 


 おっちゃん「その潅水棒かんすいぼうは? よく見ればずいぶん細かい飾りが掘られているな……。おまえ、王族かそれに近い身分出身か?」

 私「色々あってぼったくり価格で買わされたものです。あと私自身は親の分からない孤児です」


 爆炎ババアは売りつけてきた時マジでなにも説明してくれなかったからなにも分からない

 おっちゃんの発言から察するにこの潅水棒、ただの棒ではないのか……


 おっちゃん「そっちのは――だいぶ古い魔法が刻まれた『変化の指輪』だな。見たところ素材は新しいようだが……こんなもの、どこの誰に作ってもらった?」

 私「説明が難しいのですが、ずっと昔から生きている、というか存在しているひとたちから色々あった末に貰い受けました」


 スライム(ヒトの姿)が手を持ち上げて指輪を見せている。動作が上手くなったねえ

 魔王は魔王で静かに苦い顔をしている

 あのドクロたちと1000年以上前に因縁があるんだろうけど、ここで問いただすことでもないのでスルーを決める


 おっちゃん「あとこれは……エルフのブーメランじゃねえか……」

 私「色々……ありまして……」

 おっちゃん「入手困難な代物を『色々あった』で入手してたまるか!」


 おっちゃん頭抱えちゃった!(笑)


224:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:35:09 


 色々ね、あったよね


225:水都の名無しさん 月火の年/7/27 19:36:25 


 そりゃ頭抱えたくもなるわ


226:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:38:23 


 スライムちゃんが指輪見せてるのかわいいね


227:岸都の名無しさん 月火の年/7/27 19:40:16 


 けっこうすごいもの持ってたんだな聖女一行


228:放浪の名無しさん 月火の年/7/27 19:42:19


 鳴動が負けたくないと思っているのか「これオレの尻尾から出た毛玉です!」と見せに来ている

 価値はひとそれぞれだからな


229:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:44:11 


 鳴動くんは愉快な子だな……


230:緑都の名無しさん 月火の年/7/27 19:45:21


 なぜ毛玉を見せる


231:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:47:23 


 しっぽの毛で対抗しようとしている!?


232:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:49:39 


 色々、あったんだよ、ほんとに


233:王都の学者さん 月火の年/7/27 19:51:54 


 ここでちゃんと語っても「嘘をつけ!」と言われそう

 そのぐらい意味の分からない旅路だから……


234:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:53:06 


 ・ムシの国で毒を食ったり飲んだりして最終的に王子を守りました

  →ふーん

 ・デスサクラに攫われたことがきっかけで魔王の呪いをもろに受けたドクロたちを組み立てなおしました

  →は?

 ・エルフの森で襲われた挙句根の国に下りて伝言を受け取りました

  →は?


235:王都の名無しさん 月火の年/7/27 19:55:14


 リアルタイムで見ているからいいけど、いざ一部始終をまとめられると本当に意味が分からんな


236:田舎の名無しさん 月火の年/7/27 19:57:13 


 生きるのが忙しすぎる


237:岸都の名無しさん 月火の年/7/27 19:59:16 


 何人分の人生を詰め込んでんだ


238:放浪の名無しさん 月火の年/7/27 20:01:11 


 自分「……こちらが、色々あって入手したユニコーンのツノです」

 おっちゃん「いい加減にしろ」


 気持ちは分かる

 こんなポンポン貴重品出てきたら「いい加減にしろ」と自分も思う


239:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:02:43 


 もっというなら聖女、『女神の輝石』とかいう代物を抱えているからな


240:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:04:13 


 下手な貴族より貴重な物を持ち歩いているのかよ……


241:緑都の名無しさん 月火の年/7/27 20:05:28 


 怖


242:雪原の名無しさん 月火の年/7/27 20:07:22


 うっかり無くさなくてよかったね


243:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:08:39 


 うっかり死にかけているけどな


244:聖女 月火の年/7/27 20:10:32 


 このせんべいっていうお菓子しょっぱいし歯ごたえがいいな


245:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:12:05 


 あっだめだ食べ物を前にしたからしばらくその話しかしなくなるぞ


246:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:14:00 


 も~食いしんぼさんっ


247:緑都の名無しさん 月火の年/7/27 20:15:45 


 甘いもん食ったからしょっぱいのでバランスがいいってね


248:王都の学者さん 月火の年/7/27 20:17:31 


 (バランス?)


249:王都の魔獣言語さん 月火の年/7/27 20:19:09 


 ユニコーンといえば暗黒竜どこにいるんでしょうねえ。


250:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:20:37 


 !?


251:水都の名無しさん 月火の年/7/27 20:22:09 


 飛躍しすぎじゃナイ!?


252:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:24:04 


 こわっ


253:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:26:02 


 ユニコーンといえば、で出てこないだろ


254:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:28:04 


 先輩たまに突拍子もない連想ゲームするんですよね

 ユニコーンと暗黒竜がどちらも希少な存在というつながりか、それとも間にごちゃごちゃ入ったあげくなのか知りませんが考えるだけ無駄です


255:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:30:02 


 草


256:緑都の名無しさん 月火の年/7/27 20:31:37 


 辛辣で草


257:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:33:08 


 ワロタ

 もっと先輩を理解しろ


258:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:34:37 


 過去に真剣に考察していた時期があったんだろうな……


259:聖女 月火の年/7/27 20:36:20 


 話がまとまった!(ほとんど僧侶と魔王がしてくれたけど)


 ユニコーンのツノをお守りに加工してくれるみたい

 で、その際出た粉末や欠片の八割は代金の代わりとしておっちゃんにお渡しし、残りは姉御の手元に戻ってくるということになった

 かたちはおまかせだからどんなものになるのか楽しみ

 

260:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:37:41 


 おお、お疲れ


261:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:38:54 


 乙


262:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:40:39 


 魔王、話し合いに参加してくれるんだ……


263:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:42:25 


 交渉に強いのは僧侶と魔王ってことなの?


264:緑都の名無しさん 月火の年/7/27 20:44:30 


 魔王は屁理屈が強そうだもんね


265:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:46:40 


 完成が待ち遠しい


266:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:48:35 


 ユニカスいま何してるんだろ


267:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:50:52 


 どういうモノになって戻ってくるのかな。想像がつかない


268:王都の研究員さん 月火の年/7/27 20:53:09 


 ユニコーンのツノって魔法耐性が確かあるはずだからねえ。

 身に着けていたら頼もしい代物になるんじゃないかなあ。


269:王都の名無しさん 月火の年/7/27 20:55:00 


 ユニカス、動く国と並走してたらウケる



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