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選抜戦

選抜戦前日。やる気と自信に溢れてるクラスメイト達のチーム分けをクロスがすることになった。

皆が壁を破ってから数日後に言ったんだけど。

俺以外のクラスメイトが全員でワイアットと戦ったらどうなると思う?

そう聞かれた時僕は答えに詰まった。負けるとは思わない。なんて自信過剰なことは言えないけど、勝てないとは言いたくなかった。


クロスは、それでいい。人数っていうのは戦力と戦略の一つだけど、圧倒的な強さは時として数を簡単に上回る。特にこっちではね。


こっち???


まずクラスメイト達には小手先の技術に頼るよりも、体力も魔力もテクニックも全て基礎だけを積み上げて欲しかった。

そこを怠ると基礎を軽視しがちになり、そうやって強くなったらすぐに限界がみえてくる。

この選抜戦には勝てても、対抗戦は敵の強さが未知数だ。このやり方じゃ今年は優勝出来ないかもしれない、でも学校に入って一年経ってないクラスが善戦する。クロスはそれだけでも十分だと思ってる。そう口では言ってるけど、クラスメイトの気持ちがわからない程鈍感じゃない。


出来れば優勝させてあげたいな。

そう最後に呟いたクロスはちょっとカッコよかった。


そして選抜戦当日。先生の計らいにより、保Bは大段階から先に当たるように組まれ、そして今戦いが始まった!


と思ったら最初の一戦勝っただけで、他のチームが棄権した。僕は闘技場での総団体戦を見ていただけになってしまった。クロスは中規模pvpみたいとか変な感想を言って攻城戦の方へ行った。


開始と同時に色んな属性で作った魔法槍を一斉にぶつける。ただこれだけ。それにより闘技場に張られた結界が一定以上のダメージを感知して敵チームを十人とも場外に飛ばした。


それを見た他チームは恐れをなして戦うのを辞めたんだ。先生はその結果に満足そうにしていて、団体戦に参加した全校にスサノオ様式のトレーニングをしていた結果だと伝えた。効果が出るまで辛かったことや日数も話して、諦めそうな人はもう少し続けて、やってない人は騙されたと思ってとクラスメイト達は皆に説得をした。


実際保B以外で効果が出るまでやりきったのは隣のクラスに一人ずつしかいなかった。やり続けた効果は保段階には実証出来てたけど、

他の所は選抜戦を前にして従来のやり方に変えてった。回りが着実に伸びてる中自分だけが停滞することに耐えれなかったんだな。そうガレン先生はしみじみと呟いていた。


どうやら攻城戦も似たような結果になったらしい。アキラさんが魔法と大盾で敵を食い止め、ツーちゃんが足の止まった敵を狙撃。その間にリリウスちゃんが敵本陣に乗り込み無双。

どうやらこっちは何回か戦ったみたいだけど、たった三人で戦われて心が折れ、その様子を見た他チームが棄権という流れになった。

相変わらずの拙い文ですので誤字脱字あれば報告お願いします。

本作は私の文章力の低さに相まって、カギ括弧を使わない構成になっていますので余計にわかりにくいと思います。

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