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トテトテ!!
羨ましい。
凄く、羨ましい。
これは、足掻く物語。
羨ましいぞ!
近くに子猫の小鞠が居ない。
そうなれば、
先住猫のお側で
お昼寝でもしてるのだろう。
嫉妬してます。
実に羨ましい。
私が構い過ぎてるから
小鞠からウザがられてるのか?
「コマー!」
父が大声で小鞠をあだ名で呼び
小鞠を呼んだ。
私が大声で呼んでも来ないし
意味がないと、父を見る。
私が小鞠を探そうと立ち上がり
廊下に出たら
小鞠が凄い勢いで猛ダッシュ。
小さい体をばたつかせる姿は
キュートである。
そして、父にもみくちゃにされる
小鞠でした。
私が呼んでも来ない。
ずるい。