追跡
うるうるお目々の可愛い奴。
これは、
子猫との戦いの記憶である。
物々しいのは仕様。
警戒しないと
脱走のち野良猫になりかねない
子猫の小鞠だ。
リビングからキッチン。
リビングからトイレ。
リビングから玄関。
人間は移動しないと
生活が成り立たない。
私が特に注意してるのは
玄関と部屋を仕切る
扉を閉めるように心がけている。
結論と言うか、
答えは言葉足らずだが
冒頭にある。
言葉足らずだから、
答えにすら為ってないとも言える。
この猫、小鞠は、
人間の後を着いていく!
何処までも容赦なく、
着いてくる!
父曰く、
昔、我が家にイタチが出たらしく
そのイタチが逃げた先は
鍵が閉まった玄関である。
鍵が閉まった玄関となると
玄関と部屋を
仕切る扉は開いているが
外へ通じる玄関には
鍵が閉めてある。
そのイタチは、居なくなったそうだ。
と、言うことは
イタチが出入り出来る程度の
穴が開いている。
確定に近い情報で
イタチが出入り出来る程度と
なれば、
離乳食が終わった子猫なら
外へ行ける率が高い。
イタチは平べったいし小さいので
玄関に行ったら、
脱走のち野良猫エンドである。
最低最悪のエンドを迎えないために
細心の注意を払ってる。
そして、今日も扉を空けたら
すぐに閉めるのだ。
勿論、先住猫にも追跡します。
ぽてぽてで可愛い。