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その7です。

刑事さんたちパートです。

 そういえば、とパトカーの運転席に座った箕山の声に、助手席の間米は生返事で返す。


 公安に捜査権を奪われてしまった以上、何があっても覆すのは無理筋である。というか、そもそも箕山が有効的な切り札を持っているとは考えられない。


 現場にいた同僚たちはほとんど解散してしまったし、鑑識にも「来なくていい」と連絡済みだ。腹は減ったけど、さっさと帰って不貞寝したい……が、間米の偽らざる本音だったりする(後輩の前では言えないが)。


「あのデカブツ外人、名前と一緒に公安って表示されてましたけど、何課に所属って出てませんでしたね」


「……ん?」


「いま思い出したんですけど、この前――年度末の慰労も兼ねて、同期と飲み会をやったんですけど、その中に公安の奴もいたんですよ」


「それで?」


「何やってるかはもちろん教えてくれなかったんだけど、履歴の中に…………あった。ほら、これですよ」


 箕山が自分の端末を見せてくる。そこには若い男の顔写真の下に「室戸純成 公安第四課所属」と表示されていた。



 そうだ。



 確かにあのデカブツの端末からは「公安所属」としか情報が送られてこなかった。


 公安は確かに秘匿性の高い組織であるが、所属する課まで隠す必要はない。公安と関わる機会などあまりなかったので流してしまったが、落ち着いて考えればあり得ない話である。



 ……後輩に指摘されたのはバツが悪いが。


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