恋
白高に入学してからは、部活は帰宅部。
毎朝7時に起き田舎道から電車を乗り継いで学校へ行く。
15:30に授業が終わり16:00の電車を乗り継いで田舎道に帰る。
これが僕の日課だ。ちなみに田舎道は街の名前である。
そんな僕にも一人だけ幼い時からの親友がいる。
小原 奈々美 彼女は小中高と一緒で幼い頃から仲が良く遊んでいた。
だが、彼女は高校になると吹奏楽に入部し遊ぶ機会が少なくなり
僕はちょっとだけ寂しかった。
次の日僕は珍しく寝坊した。
いつもは7:00に起きるのを20分遅れてしまい7:20分だった。
急いでシャワーを浴び、駅に向かうと7:30。そこには幼馴染の親友小原奈々美がいた。
同時に電車の来る音がした。
久しぶりに会うので何か照れくさかった自分がいた。
照れながらも声をかける。
僕 「おはよう。何か久しぶりだね⁉︎」
奈々美「久しぶりだね〜。 珍しいねこの時間に来るの‼︎」
僕「ああ、 そうだね。」
何か会話が続かない、 そんな気まずい雰囲気が続き白樺に着き
学校へ向かう。 白樺駅から徒歩2分の距離である。
僕「なんだこのモヤモヤ感はもしかしてあいつに恋してんのか⁉︎」
これが僕の恋の始まりだ。