12本中10本
「しまった!」宇野のシュートはきれいな弧を描く。スー--ガンっがんがくるくる。ボールはリングの上で回っていた。ボールが止まるスー-だんっだんだんだだ。ピィィー「試合終了!両チーム整列。」両チーム整列する。審判が「58−56で風神の勝ち!礼!」「ありがとうございました!」
宇野シュートは外れた。悔しそうにする宇野を見て津堂さんが「悔しがっているが、奴のシュ-トは12本中10本というすごい確立なんだけどな。」確かにそうだった。俺は見事に奴のシュートを止められなかった。「おい!三上と沖田!試合には負けたが勝負には負けてねえぞ」と宇野が叫ぶ「で?負けてね-からなんだよ?」と三上が嫌らしく言う。「ぐっ!言うつもりはなかったんだが、今度引っ越してな、風ヶ丘に行くことになったのだ!だからそこで勝負だ」驚いたがすぐにダッシュで帰った。「ふーん。あいつも同じ学校かぁー」と尚樹が言う。「ふん!だったらおもしれーチームになるじゃねーか。」この譲二の言葉に津堂は思った【とっさの譲二が言った言葉だったが、本当にそうなったら面白いどころじゃないかもな】「よし。今日は俺のおごりだなんか食いに行こう!」「やったーさすが津堂さん!」「よし!ここにしよう!」ついたのは焼肉7人以下で20人前食ったら無料の場所だった。「なんでここ?」と譲二が尋ねると「尚樹がな」と一言津堂さんが返す。その後尚樹が1人で10人前食べた。なんでも前に津堂さんがおごったときに破産したらしい。そして譲二達は。
ー入学式ー
「はぁぁぁ式って本当にやだね-長いし」と尚樹が言う。「ふん!だから冷静さに欠けるんだばーか」
譲二と尚樹そして誠也の三人は見事に同じクラスだった。だが事件がおきた。事件と言うより譲二、尚樹、誠也のボケだった。なんとバスケ部が存在しなかった。「おいおい。バスケ部が存在しねーなんて聞いてねーよ」と尚樹が言うが誠也が「いやいや、お前知ってろよ!一番この中学に詳しいんだから」「あ?しらね-よボケ!」「なんだとー」ドカドカバコバキ【そういえばこいつら、よく喧嘩すんなー?でもバスケ部がねーとわな-そう思わなかったし】と譲二が考えながらふらふらと何処かに行った。「ん?譲二イね-よ」喧嘩をしていた尚樹が気付く。「てめーのせいだろうが!」宇野が言ってまた喧嘩をしだした。ところで譲二が行ったのは校長室。