SF沖田譲二!
「おっさん!」「馬鹿たれ!おっさんじゃない!俺は津堂圭吾だ!」とごん!と一発殴られた。「つーか、今初めて知ったんだよ。」とつぶやくとまた一発バキイと殴られる。「じゃあ、津堂さん。何で呼んだんだ?」譲二が尋ねると「おう!お前のユニフォームだ!」受け取ったのは結構新しいと言うより新品の7番のユニフォームだった。「本当にやるのか?」「ああ、明後日だからな、もうじき尚樹がくるから、案内してもらって、ミニバスチームと馴れとくんだぞ。」階段を駆け上る音が聞こえる。「尚樹がきたんじゃねーか?」だが、駆け上がってきたのは尚樹じゃなかった。
「はぁはぁ。お前が三上尚樹か?」そいつは譲二に指差して聞く。「いや、俺は違う」「な?じゃあ誰だってイ..」どん。そいつが言い終わる前に尚樹がきて押して倒れる。「おいおい。じゃまだぜ?そこ。」「いきなり何すんだってざけんなよ!」「んだよ?そんなとこにいるお前が悪いんだろ?」「まぁまぁちょっと待て。」喧嘩寸前の二人を津堂さんがおさえる。「ところで君は誰だ?」「俺か?俺は小佐久のエース。宇野誠也だ!今度の試合の風神のエース三上尚樹!ショーぶ!!」と叫ぶ。「変な奴!俺は勝負なんてしね―よ!ばーか」が―ん。誠也はちょっとショックだったらしい。「だったら覚えとけ!お前にマークしてぼこぼこにしてやる。」と叫ぶとまた駆け下りていった。「あわただしい奴だな」と津堂さんが言った。「おい沖田!」「あ?」「あんな奴いたのか?」「ああ、いたよでもエースは違う奴だ。でも、小学生のシュート力じゃねーようなものすっげーシューターだったよ。」「ふーん。まぁいいや、沖田いくぞ!ミニバスチーム。」と行く事になって体育館につく。尚樹が、「これがチームだ。」そこにいたのはわずか3人だった。「なんだ?これは?」「うーんとね、5年3人と俺達。みんなやめちゃったのねだから風神自体。引退みたいな?」いやみたいな?じゃね―よと思った譲二だが仕方ないらしく。尚樹が一人一人紹介する。「こいつは、でけーだろ?うちのセンターだったんだ。「こんちは。西間健二です。」「こいつらはうちのガードの二人。双子なんだ。「おうよ!俺は鹿島竜也!」「同じく。勝也。」「よろしくー×2」「まぁこの5人だ!」と尚樹が言う。「じゃあ、フォーメーションの確認するか?」尚樹が言ってって決まったのが、PG鹿島竜也。SG鹿島勝也。SF沖田譲二。PF三上尚樹。C西間健二。これに決まるには少し波乱があった。それは、「おい三上!何で俺がSFなんだよ!PGだろうが!」「おいおい。この双子の事考えろよ。二人とも150ダゼ?Fは無理だろう?」「ふん!俺は納得しねーぞ。」と言い合いになっているときに、津堂さんが「まぁいいじゃねーか。それにお前がPGになってもアシストしきれるのは尚樹だけだ。だったら得点できるSFで尚樹のアシストした方が魅力的だと思うけどな?」といったので仕方なく了解した。そして、試合の日が来た!