職業の神と対価
ええやん気に入った!って方は、続きはよ又はあくしろよと思っていてください。
「ファッ?」
目の前に石像と同じ人物が立っていた。
顔の部分はよく見えないが、服装と髪型から石像の人物だと思った。
(私は神だ!とか言いそう())
「残念ながら私はそんなこと言わないぞ」
「ん!?」
(もしかして、心を読まれた…!?)
「読んでいない」
「何も言ってないんだけど⁉」
「…さて、ここに来てもらった理由だが―――」
「スルーされた!」
「君の記憶を一部返そうと思う」
「えぇ…」
(この神は何を言っているんだ?)
自分の記憶は全部あるはずなのに返すとはどういうことだろうか
「君は死んだことは覚えていても、どうやって死んだかは覚えているかい?」
「それは…」
思い出そうとするが、思い出せない。
そもそも本当に死んだのかすらも思い出せなかった。
焦って他の記憶も整理してみたが、名前と日本に住んでいたことしか覚えていなかった。
「思い出せなかったみたいだね」
「…はい」
「理由は簡単だ、君が対価として記憶を渡したからだ」
(何してんの過去の俺ー‼)
普通異世界に転生ってなったら記憶保持が当たり前だろ?
それなのに記憶を売るって……ん?
「そ、それで記憶の対価として何を貰ったんですか?」
「一つは便利スキルだ、言語翻訳や鑑定、収納スキルを選んでいたな」
「あー……そうだったのか…」
最初聞いていた時は全然わからない言語だったけど、だんだん分かるようになっていたから俺すげーって思っていたけど…スキルのおかげだったのか…。
もしかして庭に植えてあった花の名前が憶えられたのは鑑定のおかげ…なのか?
「二つ目は職業を魔法使いにした」
「魔法使い…」
この世界の魔法形態は大きく分けて3つある
簡略化された魔法文字を読み上げる詠唱魔法。主に魔法使いや魔術士が使用する。
魔法文字で書かれた魔法陣に魔力を流すだけで簡単に使える魔術。主に開発者が新たな魔法や魔術を製作する為に用いる。
魔術と物質を組み合わせて作られた魔導。主に魔道具や魔導具の作成に用いる。
(正直あの本読んで魔法使える自信ないから変えてほしい…)
「……最後は―――」




