職業適性検査は明日
ええやん気に入った!って方は、続きはよ又はあくしろよと思っていてください。
「んぁ?」
目を擦りながら辺りを見渡す。ここは自分の部屋だ、ということは…。
(寝てしまっていたのか…)
ふと、先ほどまで見ていた夢の内容を思い出す。
(懐かしいな、あれ以来自分で食べられるアピールをして、何とかスプーンを握れたんだったな…)
あれから4年の月日が経ち、俺は6歳になった。歩けるようになってから屋敷の中を探索していた。
まず、敷地の面積は大体小学校の運動場くらいの広さだ。外見は、よくある異世界系の屋敷といった見た目をしている。
屋敷の大きさは体育館ほどで、横長の体育館を少し、正方形に近づけたような形だ。
玄関側が突き出ていて上から見ると凸のような形をしていて、四隅には三角錐の屋根がある。
(ディ〇ニーの映画で出てくるお城の屋根のようだと思ったな…)
暫く感傷に浸っていると、扉がノックされた。
「どうぞ」
「ケテル様、旦那様がお呼びっす」
「分かった、すぐ行くよ」
ソーニャの後ろについていき、父の部屋についた。扉をノックして声を出す。
「父様、ケテルです」
「入りなさい」
「失礼します」
扉を開けて中に入ると、父は手を目の前で組んで座っていた。
(やっぱりヱバのあの人みたいだな…)
しかし、髭の量や体格が違うので雰囲気が似ていただけだろう。
「明日、お前には職業適性検査を受けてもらう」
「職業検査…ですか?」
「そうだ、適性の結果次第では次期領主になってもらう」
「わ、分かりました」
(何時かやるだろうと思っていたけど…)
この世界にも能力値があるがゲームのように細かい数値ではない。
名前と年齢、職業、スキルそれから 格 の欄があるらしい。
「それでは失礼します」
扉を閉めて出て行った。
†マーカス‡
「はぁ~」
息子が出て行ったのを確認して肩の力を抜く。
「いや~威厳のある父親を演じるのは緊張するなぁ~」
さっきまでの厳つい顔は何処に行ったのかと聞きたくなるくらいニヤニヤとしていた。
例えるなら、品行方正な美少女高校生が家に帰ると2頭身になるアニメのような変わり様。
(自分のようになって欲しくないから厳しくしているが、絶対嫌われているんだろうな…)
(…親父もこんな気持ちだったのかもな)
自らの過ちを振り返りながら、書類作業をするのであった。




