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もう一度同じ景色が見たかった。  作者: 刀根 貴史
19/19

#100 2023年8月19日

 川西能勢口駅から猪名川河川敷までの道のりは、浴衣を着た人や子供連れの家族で溢れかえり、下駄の音が響いた。


 JR川西池田駅、稲野駅方面からも多くの人が集まって。


 川西市から猪名川を挟んで反対側。池田方面にも人だかりが見えた。


 阪神高速池田線、池田分岐から池田木部は通行止めになり。


 2年ほど、政治的な理由とオリンピックでおやすみになるはずだった花火大会。


 でも僕たちは、そこから更に幾年か、何もしてはいけない時代を生きることになり。


 人が集まることが許されなくなって、遠い日の花火を思って夏を耐え忍んだ。


 2023年8月19日


 5年ぶりに打ち上げられたその花火に、観衆からは拍手と歓声が起こった。


 みんな、待っていたんだ。


「シンジくーん!!」


「何?花火の音が聞こえないくらいうるさいよ。」


「パイナップル買ってよ。」


「いつも残すだろう………別に良いけど。」



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