表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ご都合主義なんてありません  作者: よーや
第一幕 二章~異世界転移の場合~
19/54

異世界転移の場合┈┈case-6


よろしくお願いします。




僕は女の子が大好きだ。





艶やかな髪と髪により美しさの引き立つうなじ、絹の様に滑らかな肌、柔らかな肉感、瑞々しい唇とその隙間から覗く小さな舌と歯、仄かに漂う甘い香り、優雅な曲線を描く胸や臀部、幼さを醸し出す膝や肘の関節、撫でられたくなる爪先、視れば背徳感を覚える足や臍、様々な感情を映す魅惑の瞳、触れた時の反応を想像するだけで興奮を得る耳…。


語れば好ましいポイントなんて幾らでも。

尽きる事など皆目検討が付かない程には語る事が出来る。



その位、世の可憐な女の子全てを愛していると言っても過言では無い。




突然の自慢だが僕はモテる。


内面には下心しか無い。

けれど外面は完璧に紳士を演じている為、女の子にはその下心は全くバレない。


世の中の変態諸君は下心丸出しだから気持ち悪がられる。

僕は修行僧かと周りに思われる位には、下心を隠し通す事が出来ている。



すると気持ち悪がられる事無く、髪や手、肩や顔に触れる事が出来るんだ。

しかもそれにより、むしろ僕への好感が上がると良い事尽くめ。


合わせてなるべく、女心や趣味趣向、身体的問題等、女の子の様々な事情に寄り添う事で。


僕の交友関係には、それは多様な女の子がいる事となってる。

そのどの女の子も気軽に一緒に泊まる程、僕への警戒心は皆無。



男として見られてない訳では無い。

単に“男の中でも安心出来る男”というポジションを、女の子の中に確立したのだ。


だからこそ、男女の関係な子だって何人もいるんだ。



あくまで僕からは求めず、女の子から求められた時のみ応えている為、関係を持った後もそのまま交友は続く寸法となってる。



僕は自分の変態的欲求を満たす為なら、自分すら偽り続け周囲を騙し続けられるんだ。






今日も今日とて女の子の全てを堪能して眠りに落ちたら、不思議な夢を見た。


夢の中には神と名乗る男子がいた。


突然だが異世界に転移しないかという事だった。


その時点で答えは決まっていた。




異世界の女の子がどんな美しさを持つか、どんな反応を示すのか、声、性格、性癖、外面、その全てが知りたかったから。






┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈






あれは夢じゃなかったのか。


目が覚めれば眠る前に横にいた女の子が居らず、知らない部屋の知らないベッドの上。


窓から外を見れば、風景等は変わりなかったが、空を飛ぶ人なんかがチラホラ。





どうやら僕がいるのは病院らしい。

部屋にやって来た看護婦さんの話によると、路地裏で倒れている所を発見されて、ここに連れて来られたそう。


話し続ける内にふとした拍子に触れて貰える位仲良くなれた看護婦さんから、記憶喪失を装い聞き出した所によると、この世界には異能力があるとの事だった。


条件付きで様々な能力があると、傷口に唾液を付着させれば治癒出来る事を実演しながら看護婦さんは教えてくれた。



退院する頃にはその看護婦さんが身請け人となり、異能力を育てる為の学園という所に通える事となる。





この世界の女の子は、優美且つ可憐な人がとてつもなく多い。


学園に通い始めた感想はまずそれだ。


身請け人である看護婦さんも美人だったが、学園の女生徒は群を抜いて容姿に優れていた。


























性格という面では看護婦さんが例外過ぎる事が判明するのだが。



女生徒達は真にクズだった。


どうやら異能力は条件付きという面で、思い切りの良い女の子の方が強力なものが多いらしく、パッとしない異能力な男達は極度に蔑まれる存在となっていた。




毎日の様にクラスの男子は、異能力のサンドバッグや実験台として使われる事が公然の事実と化していた。


どの程度異能力の条件を守っていれば使えるのか、そんなお試し感覚で。


他にもパシリや財布として使われる事もあれば、椅子代わりの道具の様に使われる事だってあった。





勿論僕は自分なら特別に好かれる事も可能だと思っていた。






異能力で心を読まれるまでは。


クラスに記憶を一つ失う代わりに心を読めるという異能力の持ち主がいたのだが、興味本位で僕に使ったらしい。


その結果心の底の下心を見破られ、晒された僕は激しい侮蔑を受け続けた。


詰られ、貶され、僕が興奮してると見破られ、物理的に攻撃され、道具の様に使われ、それでさえ僕の欲求を満たすと見破られ…。



僕の下心に際限が無いと分かるまで、このループが続いていった。




その結果、ある時、見るだけで興奮するのならと、まず僕は目を潰された。


視覚を潰され、音で想像を膨らませていると、次は耳を削がれた。


聴覚を潰され、匂いで気持ちを昂らせていると、次は鼻をもがれた。


嗅覚を潰され、触れる事で楽しもうとすると、次は全身の皮膚を焼かれた。


触覚を潰され、舌で味を確かめようとすると、次は舌を引き抜かれた。


五感を潰され、空想の中で女の子を堪能しようとすると、最後に異能力で思考力をていかさせられた。









これでもいきられるのってなんでだろう。



ただおんなのことふれあえればいいだけなのに。



ぼくのいのうりょくかなぁ。



たのしみすらもっちゃいけないの。



おんなのこすきぃ。



いいじゃんひどすぎるよ。






おんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのこおんなのここわいやだ







--------------------















転移例 No.6 …学生:L

転移先 …異能力学園バトルの世界

死亡原因 …異能力の条件を破棄した為、効果切れ



一言…書いてなんだがドン引き。


順次更新予定。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ