二章 プロローグ
プロローグなので、とても短いです……。
2046年5月――今年も春が終わり、新たな季節が訪れようとしている時期。
普通であれば、すぐに過ぎてしまう時期である。しかし、ここ女神学園は違っていた。
団体戦一回戦が終わり、活気が収まりつつあるこの学園にはそれを再び活気付ける為、勧誘制度が存在している。
戦闘技術科国立高校の中で唯一の制度で、これを用い他の学園から生徒を呼び、この学園をより向上させるものだ。
他の学園から勧誘された者は、この学園に在学する事が許される。つまり、他の学園からこの女神学園に転校出来るという事だ。
その為、他の学園は四月に団体戦とは別に選抜戦がある。そして、今年も選抜戦が行われ転校生が決まった。
今年は例年よりは少なく二人でどちらも異なる学園に在学していた生徒である。
その生徒二人が女神学園に転校してくる。この制度により、この学園はさらに向上する。
しかし、今年の勧誘はいつもとは何かが違っていた。
二人の転校生の一人である少女が神の薬を作っている組織と関係していたとは誰も知る由もなかった。
ただ、ある問題児を除いて。
そんな少女が問題児と神人少女達に迫る……。
そして、問題児と少女の中で事件が始まる。
…………そう、これは新たな波乱の始まりであったのである。
今年の五月は大惨事を引き起こす事件の始まりだったのかもしれない……。




