改変中
二話目となります。お気に入り登録ありがとうございます。
相変わらずの駄文ですが、どうぞ。
「えと、君が俺に相談したい人かな?」
「はい。夏川 優子といいます。お時間大丈夫ですか?」
「問題ないよ。で?内容はなにかな?」
ま、たぶん恋愛絡みなんだろうけど。
「えと、実は告白のお手伝いをお願いしたいんですけど、いいですかね?」
相談じゃなくないか。ま、いいや。
「別に良いけど、お相手は?」
「2年C組の中尾先輩です。」
「中尾?あ~バスケ部の彼か。高身長で顔もいいイケメン君ね。はいはい、で? 彼に告白したいと。そして俺に手伝えと。そういうことであってるかな?」
「ええ。まぁ一応あっていますけど。言い方ひどくないですか?」
そうだろうか?
「ま、いいじゃん事実なんだし。けど中尾君か~。あまり話した事ないんだよね~」
「ええ!?本当なんですか!?そんな~せっかく頼りにしていたのに~」
ヘロヘロとその場に崩れ落ちる。
「大丈夫だよ。ちゃんと手伝うからさ。ほら立って、服が汚れるよ?」
「あう~ホントですか?ホントに手伝ってくれるんですか?」
なんとも喜怒哀楽がわかりやすい子だな~カワイイわ~
「ほんとほんと。恋愛マスターと名高い俺に任せたまえ」
「ありがとうございますっ!」
「うん。素直でよろしい。それで?彼とはどこまで進んでいるの?」
「えと、実はまだ一度も話したことないんです・・」
ダメダメじゃないか。
「え~それじゃあ、まずはお話をする事から始めようか。」
「はい、すみません・・・」
「いいよいいよ、そっちのほうがやりがいがあるし。それじゃ、とりあえずメアド教えてくれる?連絡通じないと不便だし。」
「わかりました。(ピッピッ)はい。送信しました」
ピロリロリ~ん「ん。受け取った。それじゃ、昼休みもそろそろ終わるし、進展あったら連絡するよ。
じゃあね。」
「はいっ!ありがとうございました!」
鼻歌を歌いながら彼女はスキップで帰っていった。
「さてと。このあとどうするかな~」
ガラガラと扉を開けて教室に戻ると、
「おつかれ~、あのあとまた三人ぐらい来てたよ~はいこれメモ」
ニヤニヤしながら悠斗がめもを渡してくる
「ニヤニヤするな気色悪い。」
そう言いながら、悠斗の手からメモを奪う。
「んで?お手伝いすることになったのか?」
「ま~ね。悪い子じゃなかったし。」
「ふ~ん。で?ターゲットは?」
「C組の中尾君。」
答えながらメモでも読むか。
「中尾か~、難易度たけーぞ~」
「だよな~んで、さらにひどいことに話したことすらないらしい」
げ、またコイツらかよ。気に食わないから放置してんのに。
「うわ、それ大丈夫なのか?失敗しか思い浮かばんのだけど」
(クシャクシャポイッ)「う~ん、ま。何とかしてみせるよ」
「よっ!さすが恋愛マスター。かっくいい~」(ガラガラ)
「お前ら席に付け~。授業はじめんぞ~」
「もう来やがった。じゃな。またあとで」
さてと、どうしようかな~。
以上が一話目となります。会話ばかりとなりすみません。ただ、この物語の形式上、あまり動きがないので大体がこんな感じになります。
本日はお付き合いありがとうございました。