第一部~第二部に関連する設定
このページは、第一部をお読みで無い方向けの設定集です。
重要なのは──
○国は腐って貴族が好き勝手やっている
○主人公はアーシュ・リクレイン(第二部では9歳)
○アーシュは大昔に強欲王と呼ばれた錬金術師の知識を有している(転生ではない)
○アーシュは貴族で彼の領は底辺扱いされている。
──この4点です。
なお、第一部は27000文字を短編として投稿してしまったので、読むのが大変かもしれませんm(_ _ )m
~主要な組織紹介~
○ヴァールナ王国
政治の腐敗が続き、今や王ですら傀儡と化している。
宰相が実質的な支配者となり、貴族の大半が私欲を満たす事には知っている。
○リクレイン領
主人公アーシュが治める領。
継母が色々とやらかして借金などが恐ろしいことになった。
だがアーシュによる継母殺害後に、”呪いの金”を使って経済状況は回復した。
それでも継母が売り払ったリクレイン領の利権が、今でも足を引っ張っている。
また他の貴族から見下されてもいる。
その理由は継母や長らく経済が停滞していたなど複数。
○ブレヒド家
リクレイン家で公爵夫人と令嬢が保護された。
だがアーシュの用意した死体などにより、2人は死亡したと誤情報を受け取ることに。
○楽園
600年前に存在した国。
正式名称は歴史から消されており、知る者はごく僅か。
高度な文明を築いていた。
後に強欲王と呼ばれる存在に治められていた。
だが世界を相手にした戦争の後に、強欲王自らの手で消滅したとされる。
○グラナ商会
アーシュが呪いの金を使って設立させた商会。
~主要な人物紹介~
(リクレイン家)
○アーシュ・リクレイン(第二部開始時は9歳)
銀色の髪と凪の紫と呼ばれる紫色の瞳をした少年。
第2部において正式にリクレイン領の領主となる。
同時に爵位(伯爵)も王に認められる。
賢者の石を引き継ぎ、かつて強欲王と呼ばれた存在の知識を得ている。
だが強欲王の転生体というわけではない。
あくまで研究や技術に関する知識を中心に引き継いだに過ぎない。
宙に浮かぶ青水晶で作られたかのような大剣を使う。
でも基本は何枚ものカードを媒体にした魔導による攻撃。
○モリス
リクレイン家の執事。
優秀な執事である。
アーシュの外道ぶりを知っている。
○ライズ・プロント
物語中では目つきの鋭い男として表現される。
リクレイン領の裏を取り仕切る男性。
アーシュの外道ぶりを知っている。
○クラウス
リクレイン家に仕える騎士のトップ。
アーシュの外道ぶりは知らない。
だがアーシュの魔導が恐ろしい威力なのは知っている。
○リーンハルト・ラング
アーシュが呪いの金を使って設立したグラナ商会のトップ。
(ブレヒド家)
○ローレリア・ブレヒト
追跡者に殺害されかけているところを娘と共にアーシュに保護された。
現在はリクレイン家の家庭教師という肩書き。
マルグリート・レノー(マルグリート女史)を名乗っている。
アーシュを危険視。
だが遠ざけるのでも排除するのでもなく、逆に懐に入ろうと動いている。
○ロザリー・ブレヒト
ブレヒト家の令嬢。
第二部では影が薄い。
~道具類~
○賢者の石
今はアーシュの体内に存在している。
星の情報を蓄える。
過去の所有者の知識を次に引き継ぐ。
膨大な情報から未来を断片的に見せる。
所有者の肉体(細胞)を賢者の石へと変質させる。
血液を加工して劣化版賢者の石とする(基本的に物質の加工に使われる)
○青水晶の大剣
アーシュが所有。
劣化版賢者の石を使い、あり合わせの材料で作成。
だが現存するアーティファクトと比較しても上位に位置する性能。
内部に無数の魔法陣が存在している。
魔導の媒体として使われる。
強欲王が所有していた大剣のレプリカ。
○純白のカード
アーシュが魔導を行使するときに使用。
使用時には模様が浮かび上がり魔法陣を補う。