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暁になる頃に  作者: ゆゆゆ
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1話

今、私はとある勘違いによって悩まされています。


ちなみに勘違いにいたる発端は3日前に遡る。

長くなるけど聞いてほしい!!


3日前・・・


ふと目を覚ますと、私は道端に倒れていた。

………なんで!?

しかも、時代劇のセットのような町並みに、着物を着た人々。

頭が混乱する。何なんだよ……

とりあえず倒れていてもしょうがないし、立ち上がって服についた汚れを手で払う。

土の上で倒れていたからね!!

当たり前のように私の服も着物だな……

自分の着ている着物をまじまじと見ていると、ふと疑問に思った。

あれ、こんなに視線が地面に近かったっけ?

なんか過ぎ行く人が大きく見えるんだけど……?

背ぇ高くね?

……違う!私が小さいのか!!

愕然とした。

私は日本にすむ26歳。立派な成人女性だったはずだ。

高層ビルがあり、車や電車、スマホなど便利なものがある世界。

だけど見渡す限りそんな便利なものがある訳でもなく、しかも、多分私は幼児になっている。

どういうこと!?

それに、車のことや自分の年齢、何の仕事をしていたかは覚えているくせに、自分の名前、両親や兄弟の有無や名前についてなどに関することは全く覚えていない。…………がっくり


まあ、とにかくこんなところで色々考え込んでいても仕方がない。

何にもわかんないし。

とりあえず歩こう。


1時間は歩いただろうか、この体では限界だった。

体の節々が悲鳴を上げているんだよね。

私はしゃがみこんでしまった。

もう動けないよ……

そうしていると急に寂しくなってくる。

もしかしたらこれから1人で生きていかなくちゃいけないかもしれない。

私はこの世界で頼れる人がいないかもしれない。

そんないやな考えばっかり浮かんでくる。

じわりと眦に涙が浮かぶ。


「何やってんだ?」


突然のこと過ぎて、出そうになっていた涙が引っ込んだ。

顔を上げると無精ひげを生やした、ちょっと厳つい顔をした男が建物の引き戸から顔を出していた。


「お前、親は?」

「……わかんない」


日本でのことも、いまの自分のことでも親のことは覚えていない。


「そうか。お前、行くとこないんか?」

「……うん」

「やったら、俺の子にしてやる。」


そして男は私を抱き上げて、建物の中に入って行った。





皆さんこんにちは。ゆゆゆと申します。

初めての執筆になりますので、お手柔らかにお願いします。

こんなつたない文章でも楽しんでいただけたら幸いです。

追伸:短いので後で更新し直します。ご了承ください。

5月19日 執筆開始



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