第四十三話 虫だけど、狼鳥ですか?
どうもみなさん、最近寒くなってきたので温かくしてお眠りください。
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グライオンを回収した俺たちは奴を倒した後に壁が開いて現れた階段を下り、下の層へと降りて行った。
階層ごとに出現するモンスターのレベルが上がっていき五の倍数の層ごとにさっきのグライオンの様に階層主が配置されているようだ。
とは言ったものの、俺のレベルはこの怪迷宮で言うと52レベル相当で、三人の中で一番低いカヨでさえ41相当だ。
このなかで一番強いルクレは言わずもがな、上の層ではほとんど無双状態が続いた。
階層主は今のところ全てにおいて獣型のモンスターのみで階層主がいる層以外は別に獣型というわけではない。
現にゴーレムや爬虫類型のモンスターも出てきている。
ステータスの差もありさくさくと下層へと進んでいく。
中には頭に魔結晶が付いているだけで見たことのあるようなモンスターも多く、対処方法も変わらなかった。
そして十階層の階層主は懐かしの、狼鳥だった。
いつか見たあの嘴のある狼の頭に、蝙蝠の様に皮膜のある翼を持つオルプス、、、のでっかいバージョンが階層主として俺の前に現れた。
額部分に魔結晶があることを除き、最初に生まれ落ちた森にいたオルプスの縮尺をそのまま大きくした階層主、オルプスリーダーは俺らが階層の天井がかなり高いつくりの部屋内部に入ると宙へと舞い上がった。
そして遠吠えのような鳴き声を上げる。
すると、俺たちが入ってきた扉の天井側から何かが下りてくる気配がして振り返るとオルプス達が二匹急降下して襲い掛かってきた。
いきなりの不意打ちだったがその程度で後れを取る俺達ではない。
そのうちの一匹をカヨが回し蹴りのような軽やかな動きで尾ヒレを一閃しはたき落とし、そのまま魔力をおびた腕のヒレで切り裂いた。
逆にいたルクレに襲い掛かったオルプスはその固い鱗に牙を阻まれて自重でダメージを受けて地面へと転がり降りる。
そしてそのままルクレに踏みつぶされて息絶えた。
不意打ちが失敗したと悟ったオルプスリーダーはまた一鳴きして天井付近に待機していた残りのオルプス達を動員して襲い掛かってきた。
その数は総数5、リーダーを入れると6だ。
対多数での戦闘は俺の十八番だ。
だが、今回はブレスは使わない、せっかく新しく手に入れたスキルを使わないのはもったいない。
こいつらには実験台になってもらおう。
初手で使用するスキルはパニックサウンドだ。
俺は背中の翅をこすり合わせる、すると金属を無理やりこすり合わせるような不快な音がオルプス達を包み込む。
ステータスで俺の精神力奴らの忍耐力に差があるためオルプス達はすぐに恐慌状態へと陥り、ぎゃあぎゃあとわめきだした。
奴らは羽ばたきをするのも忘れ、地面へと落下し始めた。
次に発動するのはレベルが上がった影魔法だ。
影魔法『剣の影』は影でできた剣を複数生成し操る魔法だ。
俺の足元の影から鎖につながれた真っ黒なブロードソードの形状をした影が伸びてきた。
鎖につながれた影剣は影から鎖を伸ばすようにまっすぐに射出され落下してきていたオルプス四匹に深々と突き刺さった。
うん、初めて発動したけどなかなかの操作性だ。
まるで自分の手足の様に自在に動き鎖の長さもぐんぐん伸びる。
だけど、剣の数を増やすとその分の消費魔力も増えるし、距離を延ばせばその分操作性も落ちるな。
剣の形状は、、、細くしたりデカくしたりは出来るが、影の体積?といっていいのか増えると消費魔力が増え逆は減る。
だが本数を増やすよりはかなり少ない。
結構使いやすいな。
これで剣じゃなくて盾も出せるかもしれない。
今度試してみようかな。
そう考えてオルプスに突き刺さった影剣を振り斬り飛ばした。
斬り飛ばされたオルプスはそのまま絶命した。
残りの一匹に向けて氷魔法を発動させる。
ここは水たまりなどはないが水気ならばある。
そう、オルプス自身の水分だ。
俺はオルプスのいる座標に向けて魔力を消費し水分を氷結させる。
オルプスの体内から氷結が始まり翼部分が完全に凍結した。
俺は逆の手をオルプスに向けて雷魔法を発動。
掌から紫電が走り、そのままオルプスへと襲い掛かる。
雷撃が直撃したオルプスは翼部分が砕け、本体も電熱に焼かれて黒焦げとなり絶命した。
最後のメインディッシュと行こうとオルプスリーダーに向けて進もうとしたら、リーダーは恐慌状態から復帰して空中へと逃れようと羽ばたき始めた。
そうはさせない、俺は影縛りで奴の足元の影を伸ばして体に巻き付けさせる。
それでも何とか逃れようともがくオルプスリーダーの顔めがけて影球をぶつける。
影球は攻撃力自体は雷撃に劣る。
だが、影は着弾後に蠢き、オルプスリーダーの顔面に張り付くと黒い触手で絡みつき視界を奪う。
足元と顔面に影製の触手が絡みつき身動きが取れないオルプスリーダーをそのままに、俺は四本の影剣を束ねて一本に合体。
そして巨大な処刑人が持つ大斧の刃ような形状に変化させると未だもがくオルプスリーダーへと振り下した。
体を二つに分断されたオルプスリーダーは切り口から血をまき散らして倒れ伏した。
今のはゲームで髪の毛を束ねて魔獣にしていた魔女を参考にしただけだがな。
ちゃんと魔結晶含めて回収した。
この魔結晶魔石の代用品として使うことが出来るが、魔石と違いそのままにすると魔力が漏れ出てくる。
その量は微々たるものだが、そのままにしておくのももったいないと専用の入れ物があるのだが、俺には必要ない。
俺の無限吸収は生きている生物以外は吸収した状態そのままに時を止めて保存することができる。
一応一個だけ興味本位で買ったが、仕組みとしてはダンジョンのモンスターの体内を模したもので魔結晶の魔力を逃がさないような作りをしている。
実は魔結晶はそのまま魔力補給にも使えるので今消費した分の魔力をオルプスの魔結晶で補充することにした。
その補充速度はかなり遅いが自然回復の速度よりは速いので俺はその魔結晶を食った。
悪食のスキルの恩恵で多少変なものを食ったところで強靭な胃で消化できる。
たとえそれがその辺に落ちてる石ころであってもだ。
だから魔結晶を手にずっと持っているより細かく砕いて体内に取り込んだ方が効率がいいと考えたからバリバリと小気味のいい音を立ててむさぼった。
その様子を見てカヨが引いてたが、魔力補給が滞りなくできているので問題はない。
階層主を倒したので下の階層へと続く道が現れた。
その道を進むと一面真っ白な雪原の森が広がっていた。
本当に怪迷宮の中なのかと疑問が浮かぶが、今までも密林や鍾乳洞のような場所があったのでこれも怪迷宮の内部であると認識して白い雪原の森にとがった足跡をつけて進んでいった。
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次回投稿は10月の11日の水曜日よる10時です(´・ω・`)




