第二十二話 転生したら魔導ですか!?
どうも、最近カラオケに行きたい衝動に襲われている、桃犬猿雉です。
ブックマーク、評価していただきありがとうございます、励みになります。
皆さんはストレスがたまったとき何をして発散してますか?
私は運動や遊びに行くことで解消してます。
まぁ、それでも発散しきれないものもありますけどね。_( _´ω`)_ペショ
さて、今回はちょっとやってみたかった説明口調で冒頭やっていきます。
それでは今後ともよろしくお願いします。
[ちょいと解説口調]
メリアル・リ・アンティラは自宅の防音性能が高く強固な扉に守られた魔法の実験室の前に来ている。
扉を開け、中へ入ると同時にローブを脱ぎ去り、すぐさま何かの準備を始めた。
その準備とは、習得している魔導スキルの研鑽を積むためだ。
メリアルは魔王を追い求める、自らも魔王へと上り詰めんとするものとしてもちろん魔導スキルを習得している。
メリアルが収録しているという魔導スキル、それは魔法と似ていて異なるものである。
魔法は他のスキルと同様に、習得でき、炎、水、風、水などの四大元素系や、影、光、重力、木などの自然物系、精神、強化、防御などの特殊系と大まかに区別される。
魔導、魔法やスキルと同じく習得するという点では変わりないが、習得しても魔法の様に様々な種類があるというわけではない。
魔導とは魔法をより複雑に、強力に操るすべを得るものであり、定まった使用法が決まっているわけではない。
例えるならば、炎魔法のLv1火球だが、魔力を込めると掌に人の頭サイズの火の玉が現れて即座に掌を向けた方向へと射出される。
それは、魔力を過剰に込めたりしても威力は上がれど性質は変わらない。
だが魔導スキルを用いると、炎魔法の火球が魔力を多めに込めることで一度に二つの火球が出現する。
更に帆の平を向けた方向だけでなく自ら定めた方向へと射出することも可能だ。
メリアルは準備運動がてらに魔導スキルを用い、一度に十以上の火球を生み出し設置された的へと全て外すことなく命中させていく。
命中した火球は的を破壊することなく吸い込まれるように消滅した。
的は魔力を吸収する魔道具であり、吸収した魔力を蓄積し、魔力提供の代理媒体ともなるものだ。
その価格も高価であり、金級のメリアルであるからこそ多数購入できるものだ。
次にメリアルが発動させる魔導は炎魔法と水魔法だ。
魔法は魔導がなくても同時に発動することは可能だが、それぞれ独立した発動結果となる。
だが、魔導スキルにおいてはそれを可能にする。
現実において、炎と水と言われて、何が思い浮かぶだろうか。
火を消す水、相性が悪いなど混ぜて利点などないように思える。
魔法においては科学の複雑な過程をすっ飛ばして現象を引き起こすので驚くべきことが出来るのだ。
科学において炎つまりは熱と水は相性がいい。
水を温めることで水溶性が高くなったり、様々な事象がある。
だがメリアルが用いた、炎と水の混合魔法は、水蒸気爆発を用いた爆裂魔導だ。
水を急激に温めると急な水の蒸発により体積が爆発的に増加しはぜる。
その威力は原子炉や製鉄工場を破壊する程に威力がある。
魔導はこの水蒸気爆発を強制的に引き起こし攻撃魔導として扱うことが出来る。
[説明口調終わり、メリアル視点]
「よし今日も私の魔導は絶好調だ、魔王への道も順調だな」
私はいつもの準備運動を済ませると、水晶に触れ魔力を流す。
遠視の魔道具である、千里の水晶を発動させると、前日倒されたアイランドクラーケンを倒した妖虫族モンスターを浮かび上がらせる。
この妖虫族達、アイランドクラーケンを倒したことによって進化を成し遂げていたようだ。
サハギンは、メガリスメガロスはドラゴンに進化してようだ。
一番気になる妖虫族は進化したかと思うとすぐに最初の黒紫の姿へと戻った。
やはり見間違いではない、この妖虫族、姿を換えることが出来る変身能力のあるスキルを保持しているに違いない。
戦闘中最後の衝撃へと耐えるためにメタルスタッグへと変身していた。
変身スキルとは今までに擬態したり、体の形を変形させたりとするスキルを持つモンスターはいたが、あそこまで色や形、大きさまで変化させるものはいなかった。
面白いモンスターだな。
少し興味がわいたな。
魔導の実験がてら操ったアイランドクラーケンは思わぬ観察対象と出会わせてくれた、それについては感謝したいところだ。
私は長い黒髪をかきあげて、にやりと笑った
そうだな、このモンスターの仮称として、千変万化、、、、、変幻自在、うーんいいのが思い浮かばないなー。
何者でもない、、、、ノーバディか。
そうだ! やつの仮称は『何物でもない者』としよう。
われながらなかなかいい呼び名を思い浮かべたものだ。
流石は私、やはり魔王と上り詰めるものは違うな。
おっとこうしてはいられない、観察対象を見失わないようにきちんとマーキングしておかなければ。
私は台の上にある水晶に魔力を送り、妖虫族をマーキングする。
これで、このネモがこのエリアを急速離脱したとしても、見失うことはなくなった。
最近グリムルの痕跡の探索にも煮詰まっていたところで暇つぶしの出来そうなものが見つかったのはよかった。
そうと決まったら、色々と用意しなければ。
そう言って私は満面の笑みを浮かべて実験室から出て行った。
[視点変更 セクト]
なんか誰かに見られていた気がしたが気のせいみたいだ。
俺たちは飛び散っていたアイランドクラーケンの肉を焼いて食べていた。
アイランドクラーケン、イカだかタコだかよくわからん姿をしているのに味はどちらかというとタコに近い。
味はルクレやカヨに言わせると大味らしい。
いつになったら俺は人間並みの味覚を得ることが出来るのだろうか。
まぁ、そのうち得られるだろう。
アイランドクラーケンが出たことで海岸の魚もどこかえと行ってしまったし、釣りはおしまいだな。
俺は取り掛かっていて食事で中断していた、新しい拠点を作る作業へと戻る。
作業も切り出し作業は順調に終わり、その途中にスラッシュディバイドのスキルレベルもに上がった。
メガリスメガロスだったころのルクレの背中に作った拠点の同じように尾根組は完成した。
カヨも分隊創造を使い俺の指示通りに、分隊を動かし作業の効率化を図ってくれた。
ルクレもカヨに張り合う様に木を根元からへし折り、木材調達を手伝ってくれた。
そのおかげで、拠点は日が沈む前にはおおむね完成した。
壁と車軸の部分と屋根までは完成した。
車輪に関しては、カヨが乗り心地だのとうるさいから、ただの木の車輪から作り直す羽目になった。
結局俺たちはそこで野宿し、翌日の朝から再び作業へと戻った。
車輪だが、車軸に衝撃吸収用のクッションの役割として弾性の高い糸を丸めて並べることにより、サスペンションの代わりとした。
次に注文の多い車輪だが、アイランドクラーケンの皮を貼り付け、グリップ力を上げるとともに、地面からの衝撃が伝わるのを抑えるために触手を内側に巻いておいた。
まぁ、タイヤには程遠いが、マシにはなっただろう。
ちょっとルクレに引いてもらってみたが、乗り心地も悪くなく、これなら長旅でも酔って気分が悪くなるということもなさそうだ。
ようやくカヨの注文を終え、先へと進むことにした俺たちだが、もうルクレの威圧感のせいで、陸上ではよほどの餓えたモンスターでない限り襲い掛かってくることはなくなった。
旅先を急ぐ俺たちにとっては楽でよかった。
餓えた奴は碌な奴がいなかったのでカヨがおいしく経験値の糧としました。
出来たら、山を越えて、また狩場を探したい。
鑑定先生のおかげでちょうどいい強さの地域を進むことが出来るし、アイランドクラーケンの時の様に不測の事態でも進化した俺たちなら何とかなる。
とりあえずは、海岸沿いを抜けて、開けた荒野らしき場所へと歩みを進めた(まぁ歩いてるのはルクレだけなんだけどね)。
荒野の地名を鑑定で調べると、
「『サランザ荒野』 ヴァラカイヤ大陸に北西に位置する荒野 昔古戦場であったため様々な戦場の傷跡が顔を見せる 最も新しい戦争として種族戦争があげられる」
ここではせんそうがあったようだな。
それにしても種族戦争とは何ぞや?
そう思って俺は種族戦争を鑑定してみた。
「『種族戦争』 人間族の間で行われた戦争 戦争の発端としてどの種族が最も優れた種族であるかの議論が発端とされる 人間族の中で割合が最も多い草人族の集団と、森人族、地人族、獣人族との連合との間で激しい争いが行われていたが、魔人族の横やりによって、争いは瓦解し、和平条約が行われた 後にそれが国規模まで発展したのがヴェルガニア共和国である」
どうやら、俺らはヴェルガニアって国の近くに来ているみたいだな。
しっかし、まったく戦争なんてどの世界にいってもあるもんだな。
俺は足元に転がっている石ころを蹴ると、コロコロと転がっていき、緑色の生物の足元で止まった。
その緑色の生物、よく見たことのある姿、ファンタジーな世界観には欠かせない生き物。
ゴブリンだった。
お読みいただきありがとうございました。
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ではでは、来週もよろしくお願いします(o*。_。)oペコッ




