第十九話 転生したらお仲間ですか!?
どうもみなさん、もうすっかり春ですね。
それとともに花粉の季節でもあります。
花粉症は発症していない人でも急に発症する場合もあるのでお気を付けください。
私も花粉症ではありませんが気を付けます。
いつの間にか十万字を超えてました、早いのかな?
今回は、新メンバー回です。
誤字脱字等ありましたら活動報告へよろしくお願いします。
あのサハギンが起きてから、俺はどうやって屈服させるか考えていた。
ただ屈服させるだけなら簡単だろうけど、それに加えて従うという意思が必要だからだ。
このサハギンは見たところ恐怖こそすれど、従うっていう雰囲気じゃないし、俺も無理やり屈服ということはしたくない。
、、、ほんとだよ。
なので俺は諭す方向で従ってもらうことにした。
おそらく、いまからやることに少しでも反応を示したら諭す糸口になるはずだ。
反応を示さない場合、軟禁して従うほかないという状況に置かせ続けるしかないがな。
それでも無理ならばかわいそうだが殺処分するだけだ。
今からやることが成功したらそんなことしなくても済むんだけどな。
今からやることは、ただ地面に文字を書く作業だ。
サハギンの目の前の地面にそこら辺の枝で文字を書く。
その文字とは日本語、それだけじゃない簡単な英単語も一緒に書いた。
日本意外だったとしても英語を書いたら何かしらの反応を示すと考えたためだ。
描いた文字の意味は総じて転生者か?という問い。
転生者の英語は難しいスペルだったので書くのに手間がかかった。
理系出身だからあんまり英語に自信はなかったからな。
まぁ、俺の履歴はさておき、サハギンは俺の願望通り日本語に反応を示してくれた。
俺はその後に続いて日本語で文字を地面に書き連ねていく。
『お前は転生者か? そうであるならば頷け』
そう書いたらサハギンは恐る恐るといった感じで頷いた。
その反応を見た俺は更に書き連ねる。
『お前に俺への敵対意思があるか?』
この問いへは首を横にぶんぶん振ってすごい勢いで否定した。
そんなに怯えなくても、、、まぁ仕方ないか。
あんな気絶の仕方だったし。
俺は続ける。
『お前は共生の意思はあるか?』
この問いに対してサハギンは、何か言いたそうな顔でいたので、縄をほどいてみる。
サハギンは逃走をする気配もなく、渡した枝を手に文字での筆談に加わった。
『あたしに対して害する意図がないのなら考える』
『それに関してはもちろんだ 仲間が多いほうが望ましい 別に勝ち残るつもりはないからな』
『ならどうしてあたしを陸に引き上げた?』
『いや、あれは移動中暇だったんで暇つぶしで釣りしようかなと』
『あんたの暇つぶしで死ぬかと思ったんですけど?』
『それについては、、、ごめんちゃい』
『ふざけんなー!』
サハギンも先ほどまでの緊張は解けてきたのか、いじりがいがある反応をしてくれる。
『まぁ、そんな話は置いといてお互いについてまだ何もわかってないんだし、自己紹介をしよう』
『唐突だね』
『共生するつもりならお互いについて知ることは大事だよ』
『共生ね、あたしには拒否権はないみたいだからね 従うよ』
『そんなかしこまらなくてもいいんだけどね まあいいや、俺は文字からわかるように前世は日本人だった 通勤途中に何かしらの原因で死んだ際に輪廻転生で妖虫族に転生した んで神様に生き残りをかけたサバイバルに強制参加というわけだ』
『あたしも似たようなものよ 強制ではないみたいだけどね』
お互いのそれまでを文字で話し合った。
『そっちは他の候補者が生き残ってるみたいだからな だけど強制だろうとなかろうと』
『わかってる、生き残るには強くならなければいけない』
『そういうわけで、お互いに協力し合って生き残る確率を上げようというわけ』
『わかったよ あたしはあんたに従う』
『よかった、それではテイムを受けてくれるわけだな?』
『なんかテイムされるのには抵抗はあるけど、その方が恩恵も得られるし形的にはそっちの部下になるようなものだしね』
そんなこんなでやったね、仲間が増えたよ!
俺はどこかにむけてポーズを決めた。
『スキル モンスターテイマーLv1 のスキルレベルが2に上がりました おめでとうございます レベル2となったため新たに位置把握の機能が新たに解放されました』
おっと、新たな機能はお互いのいる位置を把握できるもののようだ。
魔力消費などもなくこちらでオンオフができるものだ、結構便利そう。
これで、サハギン、もといカヨは俺の仲間になったわけだ。
カヨがなんか訝しげな目線を俺に送っているがむしむし。
テイムが完了して、カヨの体を淡い光が包み込んだ。
それも一瞬のことでカヨの体に変化はない。
試しに鑑定を行うと、驚くべきことが分かった。
「サハギン(個体名カヨ 水妖神の候補者)」
レベル 9/10(Exp48)
体力 120/125
魔力 52/52
スタミナ 10/90
筋力 65
器用さ67
硬さ 48(水中時90)
素早さ 45(水中時180)
精神力 42
忍耐力 82
「取得したスキル集」
「水中呼吸Ex」
「水流操作Lv2(スタミナ依存スキル)」
「高速遊泳Lv3(スタミナ依存スキル)」
「魚鱗Lv2(常時発動スキル)」
「鑑定Lv4(Exスキル)」
「分隊創造Ex(加護スキル)」
黒い読めなかった部分が読めるようになって、一番上の水妖神の候補者という部分がっ徐々に溶けるように消えていき、代わりに、
「サハギン(妖虫神の使途の従者)」
レベル 9/10(Exp48)
体力 120/125
魔力 52/52
スタミナ 10/90
筋力 65
器用さ67
硬さ 48(水中時90)
素早さ 45(水中時180)
精神力 42
忍耐力 82
名前の横の肩書が妖虫神の使途の従者と変わった。
それと同時に、
『おめでとうございます 他の神の候補者を従えました 今後とも頑張ってください』
とのアナウンスが頭に響いた。
これは驚いた。
おそらく、他の候補者を殺さずとも従えるだけで、こちらの従者とすることが出来るのだ。
まぁ、従えるまでが大変なんだけどな。
でもこれで説得の可能性もわずかながら見えた。
意思疎通が出来なかった意味ないんだけどな。
向こうも驚いてはいるが変わったところがないようで不思議そうに首をかしげている。
俺は鑑定結果のもろもろを教えといた。
『最後に聞きたいことがあるんだけど』
俺はカヨにそう言われて、念話を繋げる。
『こいつ心の中に直接!?』
『何言ってるの?まだ何も言ってないわよ』
『いや忘れてくれ』
『まぁいいわ、あんたのことこれからなんて呼べばいいの? ご主人様とか?』
『うーんそうだな、こっちに生まれて本名のまんまってのも嫌だし』
『それ私に対してディスってるの?』
『いやいや、いいと思うよ古風で』
『それでフォローになってると思ってるの? んでなんて呼べば?』
あれれ? なぜか向こうが従者なのに、従者っぽくないぞ。
まぁ、そうだな俺の名前は、、、、虫、、、インセクト、、、エントマ、、、、あーもうめんどくさい。
『俺はセクトだ 今後はそう呼んでくれ』
『インセクトからとったの? ありきたりね』
この従者、毒舌すぎです。
泣いちゃいそう。
冗談は置いといて、俺の第二の人生の名前が今更になって決まった。
ありきたりだけど、響きがかっこいいだろ?
『それと、カヨにはいってなかったんだが実は紹介してないやつがいるんだ』
『あの岩みたいにでっかい亀のことね さっきからじっとこっちを見てるから気になってたのよ』
『あいつはメガリスメガロスのルクレだ なんだかんだで一緒に行動している ちょっと念話つなぐわ』
『そいつが新入り? 、、、弱そう』
『初対面でその言葉はないんじゃないか? ほらルクレもカヨも仲良くな』
『あたしはカヨ これから一緒に行動するわけだけど 水中ではあんたでも手も足も出ないわよ』
『よわいものほどよく吠える』
『ちょっと、この先不安なんですけど?』
『今に見てなさい、絶対にあんたより強くなってみせるから』
第一印象最悪でしたー。
カヨもなんか最初の時と比べて元気すぎるほどになったし、ルクレもなぜかカヨに対して対抗心みたいなもの持ってるみたいだけど、心配だ。
対抗心を持つのは向上心につながるからいいけど、お互いの足を引っ張らないようにな。
お互いの位置がわかるのでカヨはこれからレベル上げをしつつ俺についてくるようだ。
やる気があるのはいいことだと思うよ、うん。
とりあえず、この水辺沿いをルクレに乗って移動しつつ新天地に向けて移動を開始した。
俺の方もそろそろ残りの進化先のレベルを上げないとな。
おれはそう考えながら、ルクレの上の拠点に入っていった。
お読みいただき、ありがとうございました。(o*。_。)oペコッ
次回もぜひよろしくお願いします。_( _´ω`)_ペショ




